ども、杉野です。

スイカの季節になりましたね。

先日スイカの皮を塩麹で炒めて食べたら、それだけでめちゃくちゃ
美味かったので、よかったらやってみてください(笑)

詳しいレシピはブログに載せ・・・ません(笑)

ではでは、本編です。

 

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第40号 失敗する確率を下げる方法

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できるかぎり失敗はしたくない。

これは人類普遍の欲求です。

僕も人間ですから、失敗はできれば避けたいと思っているし、
少ないに越したことはないと思っています。

どれだけ失敗が成功の母だと分かっていても、
やっぱり失敗するのはそれなりに辛いワケです。

だから誰もがなるべく失敗しないように準備するんだけども、
それでも失敗するのがわれわれ人間です(苦笑)

われわれが失敗する原因は必ず準備にあります。

準備さえ万全であれば、絶対に失敗は起こりません。

つまり(よく言われることではありますが)準備の段階で
失敗するか成功するかは既に決まっているということです。

準備を万全にすると言っても、考えるべきこと・やるべことは
無限にあります。

当たり前ですが、何をどこまでやれば万全であるかを事前に
知ることはできません。

われわれはいつだって万全の準備をしている「つもり」であり、
だからこそ思い切って行動を起こせるワケですが、
それが「つもり」であることには基本的に事後になってからしか
気付かないワケです。

ということは、その「つもり」に事前に気付くことさえできれば、
1つでも多くの「つもり」を事前に解消しておくことができれば、
絶対に失敗しないとは言わないまでも、失敗する確率を
下げるぐらいのことはできるのではないでしょうか?

 

僕が考えるに、「つもり」を少なく抑えるために事前に
チェックすべきポイントは3つあります。

それは

1.自分は(それを通して)何をしたいのか
2.自分は(それを通して)何をしているのか
3.それは世界にとって何の価値があるのか

の3つです。

まずは1つ目の<自分は何をしたいのか>について。

この「つもり」を解消するだけでも失敗する確率を大きく
下げることができるのですが、なかなかこういうことを真剣に
問いかける人がいないため、「つもり」が「つもり」のまま
放置されて失敗に結びついてしまっているパターンが多く
見られます。

『ニャポレオン・ヒル』にも出てきたように、例えばあなたが
「世界を楽しくしたい」と思っていたとしても、世界とは何か、
楽しいとは何かということが分かっていなければ、
それは分かった「つもり」でしかありません。

そんな分かった「つもり」のことを実行しても、それは実行している
「つもり」にしかならないワケですから失敗するのは当然ですよね。

自分がしたいことすら理解できていないのに、何かを為すなんて
できるはずがありません。

大金を稼ぎたい。

そう思うのは勝手ですが、そのための行動を起こす前に
大金を稼ぐことが何を意味するのかをちゃんと考えてください。

それだけで失敗する確率が下がるんだったら安いもんだと
思うんですが、どうでしょ?

 

次に<自分は何をしているのか>。

これは上記と似ていますが、少し違います。

<何をしたいのか>が自分の目標・目的を問うているのに対して、
<何をしているのか>は自分の現状を問うています。

つまりこの問いは、今自分が行っている準備は何なのか、
それは本当に準備になっているのかということをチェックしている
ワケです。

僕は中学生のときハンドボール部に入っていて、雨でグランドが
使えない日は学校の廊下で筋トレをする決まりになっていたのですが、
当時行っていた筋トレは今から考えれば明らかに効果のない
(運動能力とはほとんど関係がない)無駄な筋トレでした。

また当時の僕は腕立て伏せを100回、200回と増やしていけば
それだけ腕も太くなると思っていたのですが、それも酷く浅はかな
考えだったと認めざるを得ません。

要するに、当時の僕は自分が何をしているのかを知らなかったし、
知っている「つもり」になって筋トレをしていたということです。

みんな気付いていないだけで、こういうことは日常に溢れています。

歯を磨いている「つもり」で全然磨けていなかったり、
お得な買い物をしている「つもり」で損をしていたり、
正しいことをしている「つもり」で誤ったことをしていたり・・・
だからこそ誰もが大なり小なり日々失敗を繰り返すワケです。

だったらそれを事前にチェックしておけばいいでしょ、という非常に
シンプルな話です。

 

んで、最後の<それは世界にとって何の価値があるのか>。

これのチェックが一番難しいですが、事前にチェックできることも
あります。

それが俗にリサーチと呼ばれているヤツです。

どうやってリサーチをするのかは『ニャポレオン・ヒル』
譲りますが、ザックリ言えばコミュニケーションの質を高めれば
それだけリサーチの精度も上がり、チェックの精度も上がります。

じゃあどうやればコミュニケーションの質が上がるのか。

これには色々方法がありますが、今回の記事に関連させるなら、
1と2の精度を高めていけばコミュニケーションの質も高まると
思ってもらって間違いありません。

なぜそうなるのかは敢えて説明しないでおきます。

ここまでの話が理解できているなら、それぐらいは自分で分かる
はずですから。

分からないということは理解できていないということですから、
理解できるまで何回でも読み返してください。

それが分かった「つもり」を減らす第一歩です。

 

そんなワケで、失敗する確率を下げたいならば、

1.自分は(それを通して)何をしたいのか
2.自分は(それを通して)何をしているのか
3.それは世界にとって何の価値があるのか

をいつもチェックするようにしてください。

それらをチェックできている「つもり」になってしまったら
どうすればいいか、って?

そりゃもう『Be Unlimited』を受けるしかないでしょ(笑)

いや、これは至極まじめな話で、成功のリミッターというのは
それぐらいしつこくて、うっとうしくて、外し難いものなんだ
ということです。

まあセミナーのことはどうでもいいので、まずは今回話したことを
自分でやろうとしてみてください。

すごく難しいですから、ホントに。

当然ながら僕も完璧にできている自信なんて微塵もありません。

むしろいつも「つもり」に翻弄されているぐらいです(苦笑)

けれども諦めずに一生それと向き合っていく。

そういう覚悟が成功するためには必要なのだと僕は思います。

ありがとうございました。