【第27号】成功者として考える
11月 01
未分類 想像, 成功, 成功者, 真似 No Comments
ども、杉野です。
書店の売れ筋ベスト10を見て悲しくなる今日この頃ですが、
そんなことは気にせず、われわれはわれわで頑張りましょう。
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第27号 成功者として考える
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成功者の真似をすれば成功する。
このことについては、これまで何回かお話ししてきましたが、
今回はその「真似の仕方」をお話ししたいと思います。
結論から言ってしまうと、やることは極シンプルです。
ある状況(どんな状況でも構いません)に立たされたときに
「こういうとき成功者なら何をどういう風に考えるだろうか?」
ということを考えるだけ。
この成功者は実在する人物でもいいし、自分の中にある成功者の
理想像でも構いません。
悲しいとき、悔しいとき、苦しいとき、イライラするとき、
失敗したとき、逃げ出したいとき、成功者なら何を考え、感じ、
どんな気持ちで、どういう行動を起こすか。
それを想像して、そのように振る舞えば、真似は完了です。
シンプルでしょ?
ただし、この真似の精度、つまりどれだけ細かく成功者が
考えることや感じることを真似できるかによって成功の度合いは
変わってきます。
例えば今あなたはこのメルマガを読んでいるワケですが、
もし成功者ならこのメルマガに対してどのような感想を持つと
思いますか?
「なるほど」と思うのか、「当たり前のことだな」と思うのか、
それとも「しょーもな」と思うのか。
そういうことをいちいち考える癖をつけてください。
その時間が長ければ長いほど、成功者として考えれば考えるほど、
あなたは着実に成功者へ近づいていきます。
なぜなら、その時間だけ、あなたは成功者として生きたことに
なるからです。
成功者として考えることが特に効果を発揮するのは感情的に
なっているときです。
翌日配達になっていたのに、1週間経ってもまだ商品が届かない。
こういうとき、われわれはイライラしてしまったり、
場合によっては汚い言葉で苦情を送ったりしてしまうワケですが、
果たして成功者はそんなことでいちいち怒るでしょうか?
彼らはそんなに暇人で、器の小さい人間なのでしょうか?
こうやって考えると、イライラすること自体がバカらしくなり、
むしろ自分の器の小ささを実感して反省することになります。
そのときの感情に流されるような幼稚な人間が、成功なんて出来る
はずがない。
そういう自分の弱さや愚かさを強く自覚し、それを戒め続けている
からこそ、成功者は成功者であれるのです。
成功者として考えるということは、自分を成功者の視点から見る
ということです。
さて、ここでまた質問です。
もしあなたが成功者だったら、今のあなたと友達になりたいと
思うでしょうか?
この答えがNOならば、なぜNOなのかを考えてください。
そこから得られた答えが、あなたが成功するために必要なことです。
ご存知の通り、成功者の周りには成功者が集まってきます。
それ故そこにはオイシイ話がゴロゴロしており、彼らは互いに
利益を与え合いながら成功の度合いを高めていきます。
一方、凡人の周りにはやはり凡人が集まります。
そこでは下らない世間話や思い出話や愚痴などが飛び交うだけで、
一時的な快楽以外に得られる利益は何もない。
そうして彼らは、成功者たちとは対照的に、互いの足を引っ張り
合っているのです。
今あなたの周りに凡人しかいないならば、それは今のあなたに
凡人を引き寄せる程度の魅力しかないからです。
まずはその現実を、成功者として考えることを通して、
受け止めなければなりません。
成功者なら今の自分を見てどう思うだろうか。
その問いから、自分の今やるべきことが見えてくるのです。
やってみれば分かりますが、成功者として考えるのは簡単では
ありません。
感情的であればあるほど、なかなか落ち着いてそういうことは
考えられない。
けれども、そこを乗り越えないと人間の器は広がらないワケです。
思い出したときだけで構わないので、ここまで話したことを
実践してみてください。
1ヶ月も続ければ、自分の気持ちの変化にも気付くと思います。
変化は「ちょっとずつ」です。
地道にいきましょう。
ありがとうございました。