ども、杉野です。

今回の記事にはちょっとした意地悪をしました(笑)

どういう意地悪かというと、分かったつもりリミッターの
かかっている人には「真の内容」が読めないようにしてあります。

まあ僕の書く記事は多かれ少なかれいつも同じような意地悪を
仕込んであるのですが、それに気付いたというメールは
滅多にもらわないので、多分みんな分かったつもりになって
いるのでしょう(笑)

先日のセミナーを受けている場合も、そうでない場合も、
頑張って「真の内容」を読み取ってくださいませー。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第41号 自分の成功法則を作る3つのステップ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

巷には「他人の」成功法則が溢れています。

上手くいっている企業のビジネス書や上手くいっている人の
自己啓発書に書かれているのは、その上手くいっている人や企業が
上手くいった方法であり成功法則です。

ナポレオン・ヒルはそういう他人の成功法則をいくつも分析し、
それらに共通する成功法則を紹介したワケですが、それも結局は
他人の成功法則に共通していることを紹介したにすぎません。

ある人が上手くいったことを見習って真似するのはいいことですが、
それによってその人と同じ成功を得られると考えるのは、つまり
その成功法則を自分にそのまま当てはめられると考えるのは誤りです。

他人の成功法則はあくまで他人が上手くいった方法でしかありません。

言い換えると、その成功法則はその人が置かれている状況や環境で
実践しなければ成功に結びつかなかった成功法則であって、
その人と違う環境に身を置いている自分が同じことをやっても
成功する確率は低いと考えるべきでしょう。

要するに、他人の成功法則を自分が置かれている状況や環境に
当てはめて応用できなければ、それはいつまでも「他人の」
成功法則のままなのです。

 

以前にもどこかで言った気がしますが、自分の成功法則は
自分で見つけなければなりません。

そのためにわれわれが踏むべきステップは3つです。

1.(何でもいいので)成功体験をして、それを覚えておく
2.複数の成功体験に共通する成功法則らしきものを見つける
3.2で見つけた成功法則を実践(検証)する

この3ステップを繰り返していけば、誰でも自分の成功法則を
見つけることができます。

他人の成功法則は第1ステップの参考として使います。

他人が上手くいったことをやってみて上手くいかなければ、
それは自分の成功法則からは除外する。

逆に他人が上手くいったことをやってみて自分も上手くいったなら、
自分の成功法則の候補として残しておく。

こんな感じでいくつも成功体験をしていって、第2ステップで
それらに共通するものを見つけます。

例えば上手くいったときは毎回赤いTシャツを着ていたとか、
上手くいったときは朝ごはんを抜いていたとか、上手くいったときは
寝起きが良かったとか、そういうのを見つけていくワケです。

そして第3ステップで1ヶ月ぐらい赤いTシャツを毎日着て
すごしてみたり、同じく1ヶ月ぐらい朝ごはんを抜いてみたり
しながら様子を見ていきます。

それで何も起こらなければそれは成功法則ではないということで
ボツにしてしまい、また第1ステップから始めていく。

これを繰り返すだけです。

そうやっているうちに、自分の成功法則は見つかります。

 

僕の場合であれば、自分の衝動(直感)に従って行動したときは
大抵何をやっても上手くいきます。

寝起きがよかったときも、仕事がスムーズにいくことが多いです。

だから僕は寝起きが悪いときは「今日は仕事はしない!」と決めて
別のことをやったり、何の直感もないときは出かけないようにしたり、
そういう基準で自分の行動を決めています。

こんな感じで、自分の成功法則を知っておけば無駄な時間を節約でき、
成功しやすいタイミングにパワーを注ぐことができるワケです。

分かると思いますが、上記の成功法則は多分僕にしか当てはまらないし、
こんなものをあなたに教えたところで、ほとんど役に立ちません。

けれども、巷に溢れる「他人の」成功法則は、それがあなたにも
当てはまるかのような、いかにもそういう誰にでも当てはまる
成功法則があるかのような書き方で書かれています。

もちろんそういった成功法則もあるにはありますが、
それは「思いやりを持つ」とか「感情に流されない」とか
そういう物凄くありふれた道徳レベルのものでしかありません。

つまり、繰り返しになりますが、やっぱり自分の成功法則は
自分で見つけるしかないのです。

 

成功するために他人の成功法則を参考にすることは大事ですが、
それをそのまま自分に当てはめようとはしないことです。

あなたにはあなたの歩むべき道があり、他人には他人の道があります。

彼らと同じ道を歩くのでないかぎり、同じ成功法則が成り立つことは
ありません。

他人を頼ってはいけません。

成功法則であれ、やりたいことであれ、あなたのことはあなた自身で
知っていかなければならないのです。

ありがとうございました。