【第45号】99%の失敗を成功に塗り替える方法

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ども、杉野です。

しばらくぶりでございます。

最近はもう1つのメルマガにかかりっぱなしで、
こっちは廃止しようかと思っていたのですが、
せっかくここまで続けたのにここで終わらせるのは
なんだかもったいないなー、ということで
まだ続けることにしました(笑)

ただいかんせん、個人的に今のやり方には限界を
感じています。

べつにネタ切れってワケじゃないんですが、
なんかもうちょっと具体的で、すぐに実践できるような
何かを話していきたいんですよね。

例えば「思考を成功者モードに切り替えるスイッチ」とか、
「自己啓発書の価値を10倍に高める読書法」とか、
「やる気を枯渇させないためのマネジメント講座」とか、
「達成できる目標の立て方と挫折しないコツ」とか、
そういうヤツ。

なんでこうしたいかって言うと、結局今までの話だと
学びにはなっても、ほとんどの人は行動に移せないからです。

行動に移せなければ当然結果も出ないワケで、
そんな頭でっかちを増やしたいワケじゃないしなぁ、と。

実際、今のところこっちのメルマガでは結果が出たという
嬉しい報告は一度も届いていません。

黙っているだけの可能性もなくはないですが、
僕のメルマガを読んで何かの結果が出たとしたら、
普通は報告したくなるもんだと思うんですよね。

それが来ないということは、みんな頭でっかちになって
いるだけで、現実は何も変わってないんだろうなと
(僕は勝手に)思っています。

その状況を鑑みて、今のままではお互いに不幸になる道を
歩む気がするので、そこから抜け出さないといけない、と
思ったワケです。

 

そこで新しい試みとして、今回のメルマガの追伸に
アンケートを用意しておきました。

アンケートに答えてくれた方には、
『「思考は現実化する」徹底解剖』のすべてのmp3データを
差し上げます。

ユーチューブに行けばいつでも聞けるものですが、
スマホやらiPodに直接入れて聴きたい、って需要も
あるかなーと思いまして。

もちろん「成功者ならプレゼントの有無なんて関係なく、
貢献の精神で協力すべきでしょ!」という男前なパターンも
大歓迎です(笑)

一応、プレゼントは回答してくれた方全員に配りますが、
なんにせよ、このアンケートが今後のメルマガのクオリティや
テーマ、しいてはあなたの成功に関わってきますので、
ご協力よろしくお願いします。

 

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第45号 99%の失敗を成功に塗り替える方法

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成功法則やら成功哲学やら、成功に関する本はめちゃくちゃ
たくさん売られていますが、僕は未だにその成功をちゃんと
定義している本に出会ったことがありません。

成功の定義は個人個人で違うと言えば確かにそうなのですが、
だからと言って、すべてを読者任せにするのも何かが違うと
思うのです。

例えば多くの人は成功を「上手くいくこと」や「思い通りに
いくこと」、「夢が叶うこと」と考えています。

これ自体はべつに間違いではありません。

というか、それこそ個々人に成功の定義があるワケですから、
一概に僕が決められることではありません。

ただ、彼らの言う「上手くいくこと」というのは、厳密には
「上手くいったと思えること」であり、もっと言うと
「何か特定の上手くいったと思えること」だということに
われわれは気付かなければなりません。

これは言い換えると、彼らは「何か特定の上手くいったと
思えること」以外はすべて失敗、ないし上手くいっていないと
思っているということです。

ちょっと思考実験をしてみましょう。

今このメルマガを読んでいるあなたは成功していますか?
それとも失敗していますか?

答え難いかもしれませんが、よーく考えてください。

もうちょっと質問を細かくしましょうか。

今この瞬間に、このメルマガを読むと判断をしたことは、
あなたにとって成功ですか?それとも失敗ですか?

いきなりの変な質問に混乱しているかもしれませんが、
もしあなたが「成功しています」と答えたならば、
それがなぜそう言えるのかも一緒に考えてください。

「失敗しています」と答えた場合も同様です。

・・・何か分かりましたか?

 

この時点で今の質問の意味が分かったとしたら、
あなたは成功法則が何であるかを理解していることに
なります。

分からなかったならば、今から説明しますので、よく読んで
理解してください。

先程言ったような「何か特定の上手くいったと思えること」を
成功だと定義している場合、それはその特定のこと以外を
失敗として定義しているのと同じになります。

なぜなら、その人にとっては「特定のこと」だけが
成功だからです。

その他については成功とも失敗とも思っていないと思いますが、
定義上、特定のことだけを成功と定義すると、他は自動的に
失敗に分類されてしまいます。

太っている自分、怠けている自分、チャレンジしない自分は、
ずっと失敗し続けている自分です。

つまりその人にとって、日常の99%は失敗した人生になる
ということです。

 

さて、ここでよく成功哲学で言われる

「大きな成功は、小さな成功体験の積み重ねだ」

という言葉を思い出してください。

日常の99%を失敗した人生として生きている人が、
小さな成功体験を積み重ねることは可能でしょうか?

というより、そもそも小さな成功体験とは何なのでしょう?

もうお気付きでしょうが、先程僕が質問したこと、
つまり今この瞬間の1つ1つの判断が成功(人によっては
失敗)体験なのです。

だとすると、何か特定のことだけを成功だと思うことは、
誤った定義の仕方だということになります。

だってそうですよね?

恐らくですが、今この瞬間にこのメルマガを読んで
学んでいることも、そのためにパソコンやスマホを
開いたことも、このメールをクリックしたことも
その1つ1つがあなたにとって小さな成功なんだから。

けれども、多くの人は何か特定のことだけを思い浮かべて、
それだけを成功だと思っている(定義している)。

それによって彼らは人生の99%を失敗として生きることに、
特定の成功を求めれば求めるほど(無自覚に)失敗した人生を
歩むことになってしまうのです。

 

われわれは、今この瞬間こそが(小さな)成功なのだと
気付くべきです。

それこそが、本来あるべき成功の定義だと僕は思うし、
成功者が無意識に行っている成功の定義だと思います。

もっと言うと、学ぶこと、興味を持つこと、チャレンジすること、
難しい方を選ぶこと、逃げないこと、続けること、自分に意識を
向けること、閃くこと、我慢すること、工夫すること、
調べることなど、それらすべてが小さな成功です。

チャレンジが上手くいくかいかないかは問題じゃありません。

だってチャレンジしたこと、チャレンジしようと判断したこと
それ自体が成功なんだから。

多くの人には僕の言っていることが綺麗事に見えると思いますが、
そう見えるということは成功の定義を誤っているということです。

成功や失敗というのは、もっと日常的なものです。

それを特別なものだと思っている時点で、成功者の感覚からは
乖離しています。

成功の定義。

改めて考えてみてくださいね。

ありがとうございました。

杉野

 

追伸1:アンケート。

Q1.今悩んでいること、困っていること、達成したいことなどを
教えてください(できるだけ具体的に)

Q2.このメルマガを読んでよかったと思うこと、もうちょっと
こうして欲しいと思うこと、もっとこうすればいいんじゃないかと
思うことなどを教えてください(できるだけ具体的に)

Q3.「思考は現実化する」徹底解剖ように、僕に解説して
ほしい本や記事などがあれば教えてください。

Q4.今までで一番役に立ったメルマガの号とその理由を
教えてください。

※1と2は必須回答、3と4は思いつくものがあればお願いします。

 

【第44号】諦める前にすべきこと

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「喋りはいらんから文章をよこせ!」という人のために
先日アップした音声と同じ内容をメルマガにしてみました。

同じと言っても、文章の方がかなりスッキリというか、
いろんな情報が省かれていますが、人それぞれ好みが
あると思いますので、お好きな方をどうぞ。

ちなみに、同じ内容の音声は「#4」です。

興味を持ったら、あとからでも聞いてみてくださいな。

 

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第44号 諦める前にすべきこと

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売上が上がらない。

英語が上達しない。

体重が減らない。

あなたはこの状況にどこまで耐えられるでしょうか?

成功者とは、成功するまでこの状況に耐え続けた人だと
言えるワケですが、彼らが諦めなかったのはそれを
「成功への途上」だと考えていたからです。

われわれが失敗を「成功への途上」として考えるためには、
失敗する度に前進している実感を得ている必要があります。

よく言われる、失敗から学ぶ、というヤツです。

これができていれば前進できていること、つまり今が
成功への途上であることが分かるので、諦める気持ちは
湧いてきません。

逆に言うと、われわれが何かを諦めてしまうのは失敗から
学べていないからであり、前進している実感が得られて
いないからだということです。

 

失敗から学ぶ方法は大きく分けて以下の2つがあります。

1.自分で分析する
2.成功している人に相談する

これを見れば分かると思いますが、ほとんどの人は1の
「自分で分析する」しかやっていません。

ビジネスでもダイエットでも恋愛でも、上手くいかない人は
自分の力だけでなんとかしようとします。

それ自体は別に悪いことではないし、そういう姿勢も当然
大事ではあるのですが、彼らはあることに気付いていません。

それは「自分の判断は失敗し続けている人間の判断である」
ということです。

自分の判断したことで失敗が続いているのに、その判断で
すべてを決めてしまっては上手くいかないのは当たり前だと
思いませんか?

Aをやれば売上が上がるかもしれない。

その自分の判断が失敗に繋がってしまっているワケですから、
彼らが真っ先にやめるべきなのは「自分で判断すること」
なのです。

 

当たり前ですが、成功している人の判断は失敗し続けている人の
判断よりも正しいです。

成功者の判断が何もかも正しいというワケではありませんが、
例えばダイエットという目標においては、ダイエットに
成功した人の判断が、失敗した人の判断より正しいのは
間違いありません。

だとすれば、失敗から抜け出せない人は、すぐに目標を
諦めてしまうのではなく、自分と同じ目標を達成した人から
アドバイスをもらえばいいのではないでしょうか?

成功者が必ずしも優秀な教育者だとはかぎりませんが、
少なくとも自分で判断してあっさり諦めてしまうよりかは
彼らに話を聞く方が何百倍も価値があると思います。

念のために言っておきますが、これは成功者の本を読むのでは
ダメです。

なぜなら、多くの人はそれを間違った解釈で読むからです。

われわれは、そういうお手軽に問題を解決しようとする判断が
失敗を招いている、ということに気付かなければなりません。

自分の判断を捨てて、成功者の判断にすべてを委ねること。

彼らの言うことに素直に従い、そのまま実践すること。

自分で失敗を分析できないのなら、それが成功するための
最も合理的な方法なのです。

 

ビジネスでもダイエットでも英会話でも何でも構いません。

自分が目標とする分野で成功した人を探して、直接会って
話をしてみてください(できれば1対1で)。

たったそれだけで、人生変わりますから。

そういう人に会うにはそれなりにお金がかかることもあると
思いますが、それで目標が達成できるなら、人生が変わるなら、
安いものだと思いませんか?

懸けたお金は自分の人生の値段だと考えましょう。

あなたの人生はそんなに安くはないはずです。

ありがとうございました。

 

【第40号】失敗する確率を下げる方法

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ども、杉野です。

スイカの季節になりましたね。

先日スイカの皮を塩麹で炒めて食べたら、それだけでめちゃくちゃ
美味かったので、よかったらやってみてください(笑)

詳しいレシピはブログに載せ・・・ません(笑)

ではでは、本編です。

 

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第40号 失敗する確率を下げる方法

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できるかぎり失敗はしたくない。

これは人類普遍の欲求です。

僕も人間ですから、失敗はできれば避けたいと思っているし、
少ないに越したことはないと思っています。

どれだけ失敗が成功の母だと分かっていても、
やっぱり失敗するのはそれなりに辛いワケです。

だから誰もがなるべく失敗しないように準備するんだけども、
それでも失敗するのがわれわれ人間です(苦笑)

われわれが失敗する原因は必ず準備にあります。

準備さえ万全であれば、絶対に失敗は起こりません。

つまり(よく言われることではありますが)準備の段階で
失敗するか成功するかは既に決まっているということです。

準備を万全にすると言っても、考えるべきこと・やるべことは
無限にあります。

当たり前ですが、何をどこまでやれば万全であるかを事前に
知ることはできません。

われわれはいつだって万全の準備をしている「つもり」であり、
だからこそ思い切って行動を起こせるワケですが、
それが「つもり」であることには基本的に事後になってからしか
気付かないワケです。

ということは、その「つもり」に事前に気付くことさえできれば、
1つでも多くの「つもり」を事前に解消しておくことができれば、
絶対に失敗しないとは言わないまでも、失敗する確率を
下げるぐらいのことはできるのではないでしょうか?

 

僕が考えるに、「つもり」を少なく抑えるために事前に
チェックすべきポイントは3つあります。

それは

1.自分は(それを通して)何をしたいのか
2.自分は(それを通して)何をしているのか
3.それは世界にとって何の価値があるのか

の3つです。

まずは1つ目の<自分は何をしたいのか>について。

この「つもり」を解消するだけでも失敗する確率を大きく
下げることができるのですが、なかなかこういうことを真剣に
問いかける人がいないため、「つもり」が「つもり」のまま
放置されて失敗に結びついてしまっているパターンが多く
見られます。

『ニャポレオン・ヒル』にも出てきたように、例えばあなたが
「世界を楽しくしたい」と思っていたとしても、世界とは何か、
楽しいとは何かということが分かっていなければ、
それは分かった「つもり」でしかありません。

そんな分かった「つもり」のことを実行しても、それは実行している
「つもり」にしかならないワケですから失敗するのは当然ですよね。

自分がしたいことすら理解できていないのに、何かを為すなんて
できるはずがありません。

大金を稼ぎたい。

そう思うのは勝手ですが、そのための行動を起こす前に
大金を稼ぐことが何を意味するのかをちゃんと考えてください。

それだけで失敗する確率が下がるんだったら安いもんだと
思うんですが、どうでしょ?

 

次に<自分は何をしているのか>。

これは上記と似ていますが、少し違います。

<何をしたいのか>が自分の目標・目的を問うているのに対して、
<何をしているのか>は自分の現状を問うています。

つまりこの問いは、今自分が行っている準備は何なのか、
それは本当に準備になっているのかということをチェックしている
ワケです。

僕は中学生のときハンドボール部に入っていて、雨でグランドが
使えない日は学校の廊下で筋トレをする決まりになっていたのですが、
当時行っていた筋トレは今から考えれば明らかに効果のない
(運動能力とはほとんど関係がない)無駄な筋トレでした。

また当時の僕は腕立て伏せを100回、200回と増やしていけば
それだけ腕も太くなると思っていたのですが、それも酷く浅はかな
考えだったと認めざるを得ません。

要するに、当時の僕は自分が何をしているのかを知らなかったし、
知っている「つもり」になって筋トレをしていたということです。

みんな気付いていないだけで、こういうことは日常に溢れています。

歯を磨いている「つもり」で全然磨けていなかったり、
お得な買い物をしている「つもり」で損をしていたり、
正しいことをしている「つもり」で誤ったことをしていたり・・・
だからこそ誰もが大なり小なり日々失敗を繰り返すワケです。

だったらそれを事前にチェックしておけばいいでしょ、という非常に
シンプルな話です。

 

んで、最後の<それは世界にとって何の価値があるのか>。

これのチェックが一番難しいですが、事前にチェックできることも
あります。

それが俗にリサーチと呼ばれているヤツです。

どうやってリサーチをするのかは『ニャポレオン・ヒル』
譲りますが、ザックリ言えばコミュニケーションの質を高めれば
それだけリサーチの精度も上がり、チェックの精度も上がります。

じゃあどうやればコミュニケーションの質が上がるのか。

これには色々方法がありますが、今回の記事に関連させるなら、
1と2の精度を高めていけばコミュニケーションの質も高まると
思ってもらって間違いありません。

なぜそうなるのかは敢えて説明しないでおきます。

ここまでの話が理解できているなら、それぐらいは自分で分かる
はずですから。

分からないということは理解できていないということですから、
理解できるまで何回でも読み返してください。

それが分かった「つもり」を減らす第一歩です。

 

そんなワケで、失敗する確率を下げたいならば、

1.自分は(それを通して)何をしたいのか
2.自分は(それを通して)何をしているのか
3.それは世界にとって何の価値があるのか

をいつもチェックするようにしてください。

それらをチェックできている「つもり」になってしまったら
どうすればいいか、って?

そりゃもう『Be Unlimited』を受けるしかないでしょ(笑)

いや、これは至極まじめな話で、成功のリミッターというのは
それぐらいしつこくて、うっとうしくて、外し難いものなんだ
ということです。

まあセミナーのことはどうでもいいので、まずは今回話したことを
自分でやろうとしてみてください。

すごく難しいですから、ホントに。

当然ながら僕も完璧にできている自信なんて微塵もありません。

むしろいつも「つもり」に翻弄されているぐらいです(苦笑)

けれども諦めずに一生それと向き合っていく。

そういう覚悟が成功するためには必要なのだと僕は思います。

ありがとうございました。

 

【第37号】失敗の必然性

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ども、杉野です。

若干お腹の調子が悪い今日この頃ですが、
なぜか頭の調子は良いようです。

今回も我ながら素晴らしい記事になりました(笑)

どうぞ。

 

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第37号 失敗の必然性

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失敗を単なる失敗と捉えるか、それとも成功の糧として捉えるか。

この違いが成功するか否かを分けるというのは、このメルマガを
読んでいるぐらいの人であれば誰でも知っていると思います。

しかし、どうすれば失敗を成功の糧として捉えられるのか、
失敗を単なる失敗で終わらせないためにはどうすればいいのかを
真剣に考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。

巷の書籍も「失敗から学びなさい」とは言いつつも、
肝心の「どうやれば失敗から学べるのか」は教えてくれません。

そんなことは自分で考えろ、というのが正論であり僕の本音でも
あるのですが、残念なことに、何を考えれば「どうやれば
失敗から学べるのか」の答えに行き着くのか、という段階で
多くの人はつまづいています。

つまり、失敗したときに何を考えればいいのか分からないから、
彼らは失敗を失敗のまま終わらせてしまうということです。

 

当たり前ですが、失敗したときに考えるべきこと、考えなければ
ならないことは無限にあります。

だから安易に、これを考えれば大丈夫です、みたいなことは
言えないのですが、個人的に最初に考えるといいと思っているのは

「なぜ自分はこの失敗をしなければならなかったのか」

という問いです。

普通は、なぜ失敗「したのか」しか考えないと思いますが、
それは後回しにして、なぜ失敗「しなければならなかったのか」を
まず考えてみてください。

この問いでは失敗の必然性、言い換えると、自分の人生にとって
この失敗にはどういう意味があるのか、この失敗は次の何に
繋がっているのかを考えることになります。

なぜ失敗したのか、という問いが反省的、悪く言えば
後ろ向きであるのに対して、なぜ失敗しなければならなかったのか
という問いは現在と未来に視点が向いているのがポイントです。

 

失敗から学べない人というのは、失敗から漠然と何かを
学ぼうとする傾向があります。

彼らはどこかで失敗それ自体に何か学べるものがあると
思い込んでいる。

でも、それは大きな間違いです。

失敗から学ぶべきことは、次にやる企画やイベント、
次に作る商品との関係で決まります。

次に何をするのかが決まっていない状態では、その失敗を
どう活かすべきかも分からないワケですから、その失敗から
何を学ぶべきかも決まらないのです。

逆に言うと、次に何をするかさえ決まってしまえば、
その失敗の意味は自ずと見えてきます。

そして意味が見えてくれば、自然と反省すべき点や仕方も
分かってくる。

これが失敗から学ぶということなのです。

 

成功者と呼ばれる人たちはどうして失敗からたくさんのことを
学べるのか。

それは彼らがいつでも次のことを考えているからです。

その場で立ち止まらずに、次をどうするか考えているからこそ、
失敗から学ぶべきものが見えてくるのです。

過去というのは、現在や未来との関係において意味づけられます。

今の自分があるのは、あのときの失敗があるからだ。

そう思えたときに「あのときの失敗」は意味あるものになっている
ということです。

 

失敗を失敗で終わらせないためにも、失敗の必然性を、
なぜその失敗をしなければならなかったのかを考えてください。

未来との関係でその失敗を意味づけてください。

そこにしか失敗の意味や価値はないのです。

ありがとうございました。

 

 

【第23号】失敗と諦めないこと

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ども、杉野です。

引っ越し後、初のメルマガですね。

これで『まぐまぐ』のウザイ広告からもおさらばです。

これからは変なリンクは一切つきませんので、ご安心を。

 

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第23号 失敗と諦めないこと

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グーグルで「成功者・共通」というキーワードを検索すると、
山のように情報が出てきます。

あるサイトでは早起きであることや交友関係が広いこと、
本を読んでいること、健康に関心が深いことなどなどが
成功者に共通する点だと書かれていました。

普通この手のサイトは「だからそれを真似すれば成功できる」
という方向に話をもっていくワケですが、それがほとんど
無意味だということは以前の記事で言った通りです。

われわれが真似すべきはそんな表面的なことではなく、
成功者をして成功者たらしめている人間的要素、つまり
成功者の「内的」共通点です。

より厳密に言えば、成功者に共通する「態度」をわれわれは
真似すべきなのです。

 

あるアメリカの研究によると、多くの成功者に共通する態度は
「諦めない」だったそうです。

当たり前だと思うかもしれませんが、この言葉を表面的に
理解してはいけません。

「諦めない」とは、失敗しても諦めないという単純なこと
ではなく、「解決するまで問題を考え抜くことができる」、
「分からないという状態にずっと耐えられる」ということ
なのです。

僕もたまに質問のメールをいただいたりしますが、残念ながら
そのほとんどは考えることを諦めたメールです。

「・・・とは何ですか?」、「なぜ・・・なのですか?」
といったものが大半で、みんな分からないという状態に
耐えられなくて僕に質問をしてきます。

自分で考えれば(自分で考えるという態度を維持すれば)
それだけ成功に近づけるのに、それを僕に質問することで
自分から成功を遠ざけてしまっているワケです。

なんてもったいない。

まあそういう質問が送られてきても僕は答えを教えないので
成功から遠ざかったりはしないんですが、それはともかく、
そういう質問をしようと思うこと自体が成功者に共通する
態度を真似できていないということなのです。

 

失敗とは、自分が抱えている問題に気付くためのキッカケです。

誰だって失敗すれば一度や二度は「なぜ失敗したのか」を
考えると思います。

この「なぜ失敗したのか」という問いを途中で諦めなければ
誰もが成功します。

だってその問いの答えが出たときには、失敗の原因はすべて
事前に分かってるんだから。

ここで重要なのは、われわれは失敗するまで問題に気付かない、
ということです。

成功するか失敗するかは究極的には結果論ですから、
実際にやってみるまでは結果がどうなるかは分かりません。

言い換えれば、実際にやってみるまでは今の自分に問題が
あるのかないのか、問題があるとすればそれは何なのかが
分からないのです。

だから原理的に言って、われわれが自分の問題に気付くには
失敗するしかありません。

われわれは失敗してはじめて、自分に問題があることを知り、
その問題が何かを突き詰めて考えることができる。

つまり、失敗しても諦めないことが大事なのではなく、
失敗してみなければ「何を」諦めないことが大事なのかが
分からないのです。

 

ただここで注意しておきたいことがあります。

先程から僕は「失敗しなさい」的なことを言っていますが、
われわれは生きているかぎり毎日、いや、いつでも失敗し
成功しています。

今この瞬間も、僕はメルマガを思い通りに書くことに成功し、
ときに失敗しているワケです。

更に言えば、正しい姿勢で書くことには今のところ失敗して
いますし、メルマガを書き切るのを諦めていないという
態度では成功しています。

ちゃんと記事を書くことに集中できているという点でも
成功していると言っていいでしょう。

要するにここで言いたいのは、失敗するためにわざわざ
大きなリスクをおかす必要はないということです。

日常の中にもたくさんの成功があり、失敗があります。

それを注意深く観察して、その失敗から自分の問題を見つけ、
その問題の答えを考え、そして行動や思考や態度や姿勢や
視線を改める。

それによって、あなたの日常は成功者の日常になるのです。

小さなことも見逃さないでくださいね。

ありがとうございました。

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