【特別号】Startdash ~成功を加速させろ~

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ども、杉野です。

ひさびさにこっちの教材を作ってみました。

今回は行動力に関する動画セミナーです。

 

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特別号 Startdash ~成功を加速させろ~

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僕がこのメルマガで最初に話したことを覚えているでしょうか?

忘れていたら今すぐ復習してほしいのですが、僕はそこで
行動の話をしました。

巷の成功哲学や自己啓発は「何をやればいいか」や
「どうやればいいか」は教えてくれるけれども、
肝心の「どうやったら行動できるのか」は教えてくれない、と。

そんな話をして僕なりの行動の起こし方を解説したワケですが、
あれから月日は流れ、僕の行動についての知識もアップロード
されました。

あのとき話したことがすべて間違いだったとは言いませんが、
「行動を起こすのはもっと簡単なことだった」ということは
告白しなければなりません。

そう、行動を起こすことは、実はわれわれが思っているよりも
何倍も簡単なのです。

じゃあなぜ多くの人は行動を起こせないのかというと、
その方法を知らない、というより、自覚していないからに
他なりません。

誰もがいつもやったりサボったりしてることなんですが、
それが「行動を起こす方法」だと知らずにやったりサボったり
しているということです。

1つ1つは物凄く簡単なことなので、それが行動を起こす
方法だと知ってさえいれば誰もが積極的にやるはずなんですが、
知らないばかりにサボりがちになり、行動力が失われている、
ということなのです。

 

行動力が失われると、われわれはチャレンジしないように
なるだけではなく、何をやるのものろくなります。

仕事が早い人と遅い人、結果が出る人と出ない人の差も、
実は行動力の差によって決まっています。

結果が出ないとか、報われないとか嘆いている人の大半は、
僕から言わせればのろのろし過ぎです。

もっと「次、次」という風に行動を続けていかなければ
結果はついてこないのに、2,3回行動しただけで
疲れたり満足したりしている。

行動の量も少ないし、そもそも行動を始めるまでに時間が
かかりすぎています。

ブログの記事を半年かけて30個書いた、なんてのは
遅過ぎて話にならないワケです。

僕も昔はそうだったので分かりますが、のろのろちまちま
仕事をやっているときというのは、1つの失敗やミスが
やたらと気になります。

どこが悪かったんだろ・・・。

もっとああすべきだった・・・。

なんであんなことをしてしまったんだ・・・。

そうやって後ろばかり振り返って、次のことを考えようと
しないのです。

でも行動力がバリバリになると、1つを終えた瞬間に
すぐ次のことに取りかかれるので、上手くいこうが
失敗しようが、終わったことに興味がなくなります。

これは綺麗事ではなくて、失敗がいちいち気になるのは、
次のことを始めないからです。

恋愛だってそうですよね?

次の恋人ができたら、前の恋人のことなんて
どうでもよくなるじゃないですか。

でも次の恋をしないままでいると、前の恋人のことが
気になって寄りを戻す方法を考えたり、感傷や思い出に
浸ったりしてしまうワケです。

終わったことはどうしようもないんだから、失敗した分を
取り返すには次をやるしかありません。

すなわち、できるだけ早く次のスタートを切ることが、
失敗から立ち直る方法であり、成功を加速させる方法でも
あるのです。

 

もうお分かりのように、行動力とは単に行動を起こす力では
ありません。

それはチャレンジする力であり、困難を乗り越える力であり、
チャンスに出会う力であり、運の良さであり、そしてそれらを
総合した「成功を加速させる力」でもあるのです。

ブログの記事を3日に1記事しか書けなかった人が
1日に3記事書けるようになれば、それだけで出る結果の
質や量は激変します。

月に1回しか合コンや婚活パーティーに参加しかった人が
週4回のペースでそれらに参加すれば、出会いは何十倍にも
なって恋が芽生える可能性も格段に広がります。

ちんたらやってたら、人生なんてあっと言う間です。

いかに人と同じ時間を「濃く」過ごすか。

いかに人と同じ時間で多くの行動を起こすか。

たったそれだけで人生の質は決まってしまうんだということを
覚えておいてください。

 

それでは内容の説明です。

今回の『Startdash』には2つの意味を込めています。

1つは文字通り早くスタートすること、もう1つは
誰よりも早く「次のスタート」を切ることです。

セミナーでは小難しい話は抜きに、このスタートダッシュに
必要なことだけをお話ししました。

具体的には

●なぜ「成功するために」努力する人は成功しないのか
(こんなのは成功が何であるかを考えれば誰でも
分かることなんですが、99%の人はそれすらも
考えられないぐらい思考が老衰してしまっているようです)

●成功者の統計から導き出される、成功するために
最も重要なこと(これは最も重要ではありますが、
それと同時に最も「元も子もないこと」でもあります。
これを知ってもそこには絶望しかありませんので、
あらかじめご了承ください)

●成功哲学と禅問答の共通点(成功することは、
原理的には悟りを開くことと同じです。言い換えれば、
禅的な思考ができる人しか成功することはできない
ということです。その理由を簡単に解説します)

●結局、成功するためには何をすればいいのか
(何万冊もの本に書かれている成功するためにすべきことは
実はこれだけです。これだけですが、この言葉をそのまま
正直に書いてある本は、僕が知るかぎり1冊もありません)

●成功哲学が成功する方法を教えない理由
(多くの人が勘違いしていますが、成功哲学が
教えているのは成功する方法ではありません。
成功哲学は夢も希望もない、もっとどうしようもない話を
しているのです)

●情熱は何のために必要なのか(これまた多くの人は
情熱を成功するために必要なものだと思っていますが、
それも間違いです。情熱の役割はわれわれが思っているよりも
ずっと「くだらないもの」なのです)

●情熱のない人が真っ先にやるべきこと
(情熱がないからと言って無理矢理やりたいことを
見つけようとするのは典型的な間違いです。
そんなことをしている暇があるなら、まずはこれを
やってください)

●行動力とは何か(こんなことにすら答えられないから、
多くの人は「自分には情熱がないから行動が起こせない」
なんていう言い訳をするのです)

●誰もが絶対に知っておくべき行動力の性質(行動力は
筋力や思考力などとは性質が違います。この性質を
知らないがゆえに、無意識のうちに行動力を失っている人が
あまりにも多いです)

●行動力がなくなる原因(具体的に例を挙げて解説します。
これらの原因を1つ1つ潰すだけで行動力は回復するので、
取り組みやすいものから始めてみてください)

●行動力の最大値を増やす方法(行動力には人それぞれに
最大値があります。最大値が100の人はどれだけ回復させても
100にしかなりませんが、100が200になれば
100の頃よりも行動力に倍の余裕が生まれる、
つまり倍の行動ができるので、ぜひこれも日々の生活に
取り入れてください)

●行動力を効率的に回復させる方法(上記の方法に加えて、
あることを行うと最大値を増やしながら同時に回復も
行えるようになります。若干時間はかかりますが、
これも知っておくに越したことはないでしょう)

●行動力があり余ってくると身体にはどんな変化が起こるのか
(この感覚を大人になってから味わったことのある人は
少ないと思います。それぐらいみんな行動力がないワケですが、
これは一度体験するとクセになりますよ)

●元気がある人と元気がない人の根本的な違い
(われわれが思っているのとは違い、両者の違いというのは
まったく大きなものではありません。それは才能でもなければ
能力の差でもなく、あることを知っているか否か、
それをやっているか否かの違いでしかないのです)

●頭を一瞬でスッキリさせる方法(僕が普段やっている方法を
2つ紹介します。どちらも数十秒で出来るようなことですが、
これをやるだけで1,2時間ほど集中力が持続するので、
よかったら試してみてください。変な栄養ドリンクを飲むよりも
よっぽど効果があります)

などなどの話をしています。

時間にして約1時間。

このセミナーの動画(mp4)と動画から抜き出した音声(mp3)、
それとパワーポイントの資料(pdf)が商品です。

僕の商品にしてはサッパリしていますが、サッパリしている分、
理解も容易だと思います。

何より今回は、即効性がある、ってのが一番の魅力ですね。

そんなワケなので、通勤時間などの隙間時間にささっと聞いて、
ささっと実践して、ささっと結果を出しちゃってください(笑)

 

以上の内容で価格は8千円(税込)です。

支払い方法はクレジットカード(Paypal)のみとなります。

 

ご購入はこちらをクリック

 

最後にちょっとだけ注意です。

最初に話したように、行動力というのはわれわれがいつも
やっていること、またはサボっていることを見直すことで
取り戻すことができます。

これは言い換えれば、行動力に関しては目新しい話は何もない
ということです。

むしろほとんどの人はこれを知っても「いやいや、そんなんで
行動力が変わるワケないでしょ」と思うようなものです。

そういう事情があるため、人によっては「なんてつまらない
セミナーなんだ」と思うかもしれませんが、行動力のある人は
そういう地味なことをきちんとやっているから行動力があるんだと
理解してください。

小さなこと、当たり前のことを軽視する人は絶対に何をやっても
上手くいきません。

これは断言できます。

凄い人ほど当たり前のことをバカにせず、地道にやっているのです。

そのことだけはお忘れなく。

ありがとうございました。

 

 

【第33号】成功のリミッター

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ども、杉野です。

書けるときに書き溜めしておきます(笑)

ほいじゃ、どうぞ。

 

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第33号 成功のリミッター

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われわれ人間には自分の価値を自分で決めてしまう傾向があります。

われわれはいつもどこかで無意識に「自分はこれぐらいの人間だ」
というリミッターを設置していて、そのリミッターの範囲内でしか
思考・行動・判断をしません。

例えば多くの人はブランド品を自分には見合わないものだと
思っています。

なぜそう言い切れるかというと、彼らはブランド品を
その他のものと同じではなく、特別扱いしているからです。

ブランド品を大切にする、という極々一般にありがちな態度は、
自分にとってブランド品が特別なものである、つまり自分の価値と
つり合わないものであると決めつけている証なのです。

恋愛や仕事や勉強でも、あの人は高根の花だとか、とても自分には
あんな責任重大な仕事はできないとか、あんな難関校に受かる
はずがないとか、あらゆるところにリミッターがかかっています。

今挙げたのは比較的分かりやすい部類のリミッターですが、
こういったリミッターは食事や睡眠、細かく言えば歯磨きから
お風呂までわれわれの生活のあらゆる場面に存在します。

そのすべてでわれわれは「自分はこれぐらいの価値の人間だ」と
勝手に思い込んでいる。

僕がリミッターと呼んでいることからも分かるように、
われわれは自分がどれぐらい成功する(価値のある)人間かを
自分で「制限」してしまっているのです。

 

このリミッターを外すには、まずリミッターを見つけなければ
ならないワケですが、多くの場合、リミッターは分かり難い場所に
設置されています。

実際この記事を読むまで、自分にリミッターがかかっていることに
気付かなかった人もたくさんいると思います。

じゃあどうすればリミッターを見つけることができるのか、
という疑問が浮かんでくると思いますが、それは自分の思考や行動、
判断などをつぶさに観察する、という恐ろしく地味な方法しか
ありません。

いくらリミッターが分かり難い場所に設置されていると言っても、
それは自分の中にあるワケですから、がんばって目を凝らし、
耳を澄ましさえすれば見つかります。

逆に言えば、リミッターが外せないのは、それだけわれわれが
大雑把にしか、いや、場合によってはまったく自分のことを
観察していないからなのです。

 

成功するとは、今の自分を成功する自分に変えていくことです。

だとすれば、大雑把にしか自分のことを観察していない人が
大雑把にしか自分のことを把握できておらず、大雑把にしか
自分を変えていくことができない(成功できない)のは
当然でしょう。

彼らはたまにしか自分を観察せず、観察したとしても
大雑把にしか観察しないため、分かり難い場所に設置された
リミッターに気付くことができません。

まぐれで見つかることもたまにありますが、多くの場合は
リミッターのように見える「それっぽいもの」をテキトーに
いじって自爆することになります。

トイレを掃除すれば成功する。

寄付をすれば成功する。

これらが「それっぽいもの」の代表格ですが、彼らは大雑把にしか
自分を観察していないため、それっぽいものが本物に見えて
しまうのです。

リミッターはそんな浅くて明るいところではなく、もっと深くて
光の当たり難いところに設置されていて、パッと見は特別なものに
見えないようにカモフラージュされています。

けれども、目を凝らせば輪郭は見えるし、耳を澄ませば吐息の音も
聞こえてくる。

それに気付けないのは、彼らが気付こうとしないからなのです。

 

繰り返しますが、成功するとは、今の自分を成功する自分に
変えていくことです。

これは要するに、今の自分に設置されている成功のリミッターを
外して、成功する自分に変えていくということです。

どんな人でも、成功するために今の自分のすべてを変えなければ
ならないワケではありません。

われわれには、成功するために変えるべき部分とそうでない部分が
あります。

この区別をはっきりさせないから、大雑把にしか分かっていないから
多くの人はどうすれば成功できるか分からないし、それっぽいもので
自爆してしまうのです。

成功したければ、まずはリミッターを見つけてください。

自分をつぶさに観察してください。

自分の何をどのように変えるべきかが分かったときに、はじめて、
われわれは自分が望む自分になることができるのです。

ありがとうございました。

 

 

【第2号】あまりにも普通な勇気と自信の作り方

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ども、杉野です。

先日、安倍総理が

「努力が報われる社会にするためにデフレを脱却し、景気を回復する」

と言っていました。

これは政府の成長戦略の要であり、この考えを元に政府は日本経済を
復活させようとしているワケですが、実は安倍さんのこの発言は
まったく的外れなことを言っています。

あなたは何がどう的をはずしているか分かるでしょうか?

ヒントは「努力が報われる」と「景気を回復する」という2つの点を
比べてみることです。

答えが分かったら

info●philosophia-style.com

まで送ってくださいな。

いくつか回答があれば、次回の冒頭で解説します。

回答がなければ解説もしませんので、あしからず。

 

当然ですが、今この話をしているのにはちゃんと理由があります。

それは政治に関心を持って欲しいとか、そういう幼稚なレベルの
理由ではありません。

これを分かってないということは、自分たちが近い将来どこへ
連れていかれるか知らない、ということです。

政府は「努力が報われる世界へ案内します」と口では言っている
ワケですが、実際にわれわれが連れて行かれる先はまったく別の
場所です。

これに気付けるかどうかで「今やるべきこと」が変わります。

天国へ行けるのなら、のんびりしていてもいいかもしれませんが、
地獄へ行くのなら必死にもがいて、それを避けなければならない。

それぐらい行き先によって今やるべきことが変わるワケです。

にもかかわらず、多くの人はそれを知ろうともしません。

だから平気で

「景気が回復するといいですね」

とか気楽なことが言えちゃう。

そう思うのは勝手ですが、だったら今のやり方で本当に景気が
回復するのかどうかを自分で考えてみたんですか?という話です。

考えもせずに、自分の将来を人任せにしてませんか、と。

それすらサボる人間が「子供たちの未来を守りたい」なんて口走るのは
百年早いです。

これ以上は完全に説教になってしまうので、今はこれぐらいにして
おきますが、とにかく、上の問いを自分の頭で考えてみてください。

政府は自分たちをどこへ連れて行こうとしているのか。

それが分かれば、あなたもきっと行動を起こす気になるはずです。

 

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第2号 あまりにも普通な勇気と自信の作り方

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失敗を恐れず、勇気を持って行動すれば、あなたは必ず成功する。

これは成功哲学や自己啓発の本には必ず載っている言葉です。

成功する人は勇気を持っていて失敗を恐れていないというのは
事実だと思いますし、それを真似すれば成功できるというのも
間違いないでしょう。

しかし、こんな情報をもらったところで、凡人には何の役にも
立ちません。

だって、それが真似できない人間のことを凡人って言うんだから。

イチローと同じことをやれば、イチローになれることは誰だって
分かってます。

でも、それが出来ないからみんな困ってるんです。

なのに、この手の本はそういうイチローの練習法を凡人に教えて、
それをそのままやれと言うワケです。

「毎日素振りを千本やればイチローになれます」って。

むちゃくちゃですよね?

「勇気を持って行動すれば成功できる」って、実はそういうことを
言ってるんですよ。

けれども、ほとんどの読者はそんなことに気付かず、

「なんとか勇気を出さなくちゃ・・・」

とか思っちゃう。

それで勇気を出せるならいいですよ。

出せるならいいですが、出せないなら何度やったって無駄です。

「勇気を出さなくちゃ」に方法もへったくれもありません。

出ないもんは出ないんです。

まずはそこを自覚してください。

じゃあどうして出ないのか、という話ですが、そんなのは当然
自分の中に勇気が「無い」から出ないのです。

あなたの財布から100万円が出てこないのと一緒ですよ。

入って無いものは出し様がありません。

分かると思いますが、これはすごく当たり前のことを言っています。

でも、みんなこの当たり前のことに気付いていないのです。

勇気が出ないのは、もともとその人に勇気が無いからです。

手品じゃあるまいし、空の財布からお金が出てくるワケがありません。

だったら勇気の無い人はどうやって勇気を出せばいいのかというと、
そんなのは決まってます。

勇気を「生産」すればいいんです。

 

勇気は多くの場合、自信から生まれます。

自信は行動から生まれます。

じゃあ行動は何から生まれるかというと、当然、勇気からです。

まとめると、これら3つは

 

【勇気】⇒【行動】⇒【自信】⇒【勇気】⇒【行動】・・・

 

という循環になっているということが分かります。

こう説明すると普通は

「いやいやいや、行動するのに勇気が必要なのに、勇気を出すには
行動が必要だなんて、完全にジレンマじゃないっすか」

と考えると思います。

その感覚は間違いではないのですが、今からその感覚を覆す非常に
重要なことを言いますので、ノートにメモを取ってください。

 

・・・準備はよろしいでしょうか?

 

行動には、「勇気がいる行動」と「勇気がいらない行動」の2種類の
行動があるのです。

これはめちゃくちゃ重要ですが、めちゃくちゃ当たり前です。

よーく自分の日常を思い返してみて下さい。

あなたは顔を洗うときに「うりゃーっ!」って勇気を振り絞ってますか?

ご飯を食べる前に「これを食ったら、俺の人生は変わるかもしれない」
なんて考えてハラハラドキドキしてますか?

してませんよね?

当たり前ですが、僕らの日常はほぼすべて「勇気がいらない行動」で
構成されているワケです。

だったら。

その「勇気がいらない行動」で自信をつければいいんじゃないですか?

わざわざ勇気がいる(失敗がある)行動をしようと思うから恐いワケで、
最初から勇気がいらない(失敗がない)行動をすれば、恐くないワケ
ですから、何も問題はないはずです。

つまり、「勇気がいらない行動」で自信をつけて、その自信を使って
「勇気がいる行動」をしよう、ということです。

我ながら発想が画期的すぎて泣けてきます(笑)

 

「勇気がいらない行動」とは、今説明したようなわれわれが日常的に
やっているようなことすべてです。

電車に乗るのも、買い物するのも、お化粧するのも、歯を磨くのも、
どれをするのも勇気はいりません。

しかし、これ以外にも勇気がいらない行動があります。

それはあなたの「やりたいこと」です。

ギターを弾いたり、歌を歌ったり、ブログを書いたりするのには、
べつに勇気はいりません。

しかも、それらは勇気がいらない上に失敗もないのです。

例えば僕はこのメルマガ以外にもブログを書いていますが、
それらは書きたくて書いているだけなので失敗がありません。

だって普通に考えて

「今日ブログ書くのに失敗しちゃってさぁ、オニ凹んだよ」

というのは表現として変ですよね?

ブログの収益化に失敗したり、ブログをカッコ良くカスタマイズ
するのに失敗することはあっても、ブログを書くこと自体に
失敗することは、交通事故にでも遭わない限り有り得ないワケです。

同様に、歌を歌うことに失敗した、絵を描くことに失敗した、
本を読むことに失敗した、なんてのも聞いたことがありません。

これ、なんでか分かりますか?

これらはすべて、歌うことや書くことそのものが目的だから、
失敗がないし勇気もいらないのです。

 

失敗とは、目的や目標が達成できないことを言います。

例えばブログでお金を稼ぐことを目的としていた場合、
お金が稼げなければ、目的が達成できなかったということで、
それは失敗したことになります。

しかし、ブログを書くこと自体を目的としていれば、
ブログを書き続けている限り失敗は起こりえません。

なぜなら、ブログを書いている間は「ブログを書く」という目的が
達成され続けるからです。

歌の場合でも同じ。

歌で歌手デビューすることを目的としていた場合はかなりの確率で
失敗すると思いますが、歌うこと自体が目的ならば、その人が歌い
続けている限り失敗はありえません。

要するに、結果を目的にするから失敗するのであって、
プロセスを目的にしておけば失敗しようがない、ということです。

失敗しようがないんだから、勇気なんて必要ありません。

僕らが

「やりたいこと」

と呼ぶのは、そういう失敗のない行動のことなのです。

 

だったら、最初はとにかく「やりたいこと」をやりたいように
やればいいんじゃないでしょうか。

映画を作ってもいいし、化石を集めてもいいし、踊ってもいいし、
滝に打たれてもいいし、政治について調べてもいい。

なんだって構いません。

それを繰り返していれば勝手に実力はつくし、実力がつけば自信も
つきます。

そうやって自信がついたときに、はじめて「勇気がいる行動」に
チャレンジすればいいんです。

そしたら全然恐くないし、失敗しても凹まないですから。

無駄に何度も失敗を繰り返しているにもかかわらず、こんな無謀な
メルマガを始めた僕が言うんだから間違いありません(笑)

直木賞をとりたいとか、ベンチャー企業を起こしたいとか、
年商10億稼ぎたいとか、そんなのはもっと後の話です。

みんな焦りすぎ。

そういうことは実力と自信がついてからやってください。

それすらやらずに「失敗が恐い」とか「挫折した」とか、そんなもん
僕の知ったこっちゃありません。

 

恐怖というのは、実力不足・自信不足の裏返しです。

お化けだって、ヤクザだって、ボブ・サップだって、勝てる実力と
自信さえあれば恐くないのです。

未知の世界であっても、相応の実力と自信があれば、案外簡単に
飛び込んでいけます。

実力のある人ほど、興味本位で実力を“試して”みたくなるもの
なのです。

また、失敗して挫折するのは自信過剰だからです。

1億円稼げると思っていて10万円しか稼げなければ凹むのは
当たり前の話で、そんなのは自分の実力を過大評価しすぎだとしか
言い様がありません。

自分の実力を冷静に評価して、分相応に15万ぐらいを目標に
しておけばよかったものを、実力もないのに大きな期待をするから
凹むんです。

これは実力のない人ほど陥りがちで、大体失敗して挫折するのは
実力の無い人です。

彼らはやるべきことをやってもないのに、リターンばかりを
多く求める傾向があります。

メルマガ創刊から1週間で1000人以上の読者が集まる、とか
期待しちゃう。

あ、俺のことか。

一方で、実力のある人は自分の力をわきまえている、という点で
既に凡人とは違います。

だから失敗しても、その失敗は彼にとって想定内なのです。

想定内のことなら「まあこれぐらいは仕方ないか」と思えるのは
当然ですよね。

これが失敗を恐れない人の真実です。

 

以上のことから、すべての土台はどれだけ「勇気がいらない行動」で
実力と自信をつけたかにかかっている、ということが分かって頂けたと
思います。

あまりにも当たり前の話で申し訳ないんですが、これが王道なんだから
仕方がない。

というか、この段階を飛ばすから、みんな悲惨なことになるんです。

例えば失敗から何も学べないというのは、この段階を飛ばしている
証拠です。

ナポレオン・ヒルは

「人間に挫折や失敗はつきものである。問題は、そこから教訓と
成功の糧を引き出せるか否かである。」

という有名な言葉を残していますが、失敗から教訓と成功の糧を
引き出すには、「勇気がいらない行動」の段階で教訓と成功の糧を
引き出す“練習”をしておかなければならないのです。

先程僕は、「勇気がいらない行動」には失敗がない、と言いましたが、
失敗はなくても上手くいかないことはたくさんあります。

歌がうまく歌えなかったり文章が上達しなかったり、そういうことは
普通にあるワケです。

そういう時、われわれはどうすれば上手くなるのかを考えます。

歌の場合なら発声練習をしたり、プロの歌手を研究したり、歌を習いに
行ったりするだろうし、文章の場合なら「文章が上手くなる本」的な
ものを買って研究するかもしれません。

つまり、自分の頭で考えて改善をはかろうとするワケです。

この「自分の頭で考えて改善をはかる」というのが非常に重要で、
これを繰り返すことによって失敗から学ぶ能力が鍛えられるのです。

 

ここまでの話をすべてまとめると

1.「勇気がいらない行動」で実力と自信をつける
2.「勇気がいる行動」にチャレンジする
3.成功する or 失敗から学んで実力と自信がつく
4.ふたたび「勇気がいる行動」にチャレンジする

というのが成功のサイクルになります。

もっとも大事なのが1の段階であることは、もはや言うまでも
ありませんね。

この段階で勇気(実力と自信)を大量に「生産」しておくことが、
その後のすべての行動、そして成功に繋がるのです。

これをやらずに2へ行ってしまうと、運よく成功する以外は挫折に
終わります。

また運よく成功したとしても、1を経ていなければ実力がないので、
遅かれ早かれ、結局はどこかで挫折することになるでしょう。

ですから、何よりもまずは「やりたいこと」をやって実力と自信を
たっぷりつけてください。

そして、実力と自信がそれなりについたと判断したら、
手軽なところから「勇気がいる行動」にチャレンジしてください。

これであなたの人生は“確実に”成功に近づき始めます。

何も難しいことはないでしょ?

 

・・・しかしながら。

そもそも「やりたいこと」が分からない、なんてこともあるかも
しれません。

これが分からなければ、いくら勇気がいらなくても行動のしようが
ありませんから、どうしようもない。

というワケで、次回は「やりたいこと」について解説しようと
思います。

下らない本と違って、気が利くでしょ?(笑)

実はその辺の具体的なことについては以前別のメルマガでガッツリ
解説したんですが、それを踏まえて少しバージョンアップした記事を
書ければと思っています。

同じこと書いたって、面白くないですからね。

まあ泥船に乗ったつもりでいてください(沈むぅー)

 

あなたからのご意見、ご感想、ご質問をお待ちしています。

あ、冒頭のクイズの回答もね。

メールは

info●philosophia-style.com

まで。

よろしく。

 

ではでは、今回はこの辺で。

ありがとうございました。

杉野

 

追伸1:前回の「逃げ道がある」について。

わざわざ解説するまでもないと思いますが「勇気がいらない行動」で
実力と自信がつけば、勝手に勇気は湧いてくるワケですから、当然、
自分で逃げ道をなくすこともできます。

その時点では、それはもう「恐怖」ではなく「スリル」です。

逃げ道をなくして極限状態を楽しんでいる。

そういう感覚になります。

このレベルに達するには、ひたすら実力と自信をつけるしか方法は
ありません。

一言でまとめると、

誘惑を無くして自尊心をかき立て、「勇気がいならい行動」で
実力と自信をつけまくれば逃げ道はなくせる

ということです。

参考にしてくださいな。

 

追伸2:ブログ。

メルマガのバックナンバーはブログに貼っておきます。

復習したい場合はいつでも見に来てくださいませ。

http://kokohiru.philosophia-style.com/

 

追伸3:メルマガの登録・解除。

登録・解除は以下のリンク先からどうぞ。

http://www.mag2.com/m/0001593615.html

【第1号】あなたが行動できない3つの理由

No Comments

この度は『ここが変だよナポレオン・ヒル』にご登録していただき、
ありがとうございます。

今回からこのメルマガを発行させていただく

杉野 裕実(すぎの まさみ)

と申します。

今は読書講座とかセミナーとかコンサルとか、そういうことを

生業にしています。

 

サンプル号を読んでもらえれば分かると思いますが、僕は成功哲学や
自己啓発みたいなしょーもない本は好きではありません。

超がつくほどバカだった20歳ぐらいの頃はよく読んでいましたが、
今はまったく興味もないし、読みたいとも思いません。

だったらなんでこんなメルマガを書くことにしたのかというと、
先日たまたま手に取って読んだ本の内容があまりに酷くて
むかついたんです。

「魔法とか宇宙とか、キモすぎる」って。

それと同時に

「こんな本にお金を払い続ける読者もどうかしている」

と思いました。

僕も昔は読んでいたワケですから他人のことは言えないのですが、
今から考えれば当時の僕は「どうかしていた」と思います。

内容はスカスカ、論理の破綻いちじるしく、読者に対する思いやりも
微塵もない。

そんな本を真剣に読んで勉強している気になっていたのですから、
バカだったとしか言い様がありません。

しかし、こんな本が未だに何十万部も売れ、存在し続けている
という事実は、それだけ日本人が「どうかしている」ということを
意味しています。

アマゾンのレビューを見てみても、この手の本は星が4つか5つ
であることがほとんどです。

しかも、いい歳こいた大人が、そういう評価を下している。

「あんたら今までの人生で何を見て何を学んできたのよ」

と言いたい気持ちでいっぱいです。

 

とはいえ、これらの本自体が彼らの脳を腐らせているというのも
事実です。

それは僕も経験があるので分かります。

こういう本って、なぜか読むだけで少し成長したような“気分”に
なるんです。

著者の成功ストーリーを読むことで、映画を観るみたいにその成功を
疑似体験しちゃうんでしょうね、多分。

けれども、それはあくまで疑似体験から得られた“気分”であって、
自分が実際に成長したワケじゃない。

ここに多くの人が気付かないのです。

しかもその“気分”が心地良いもんだから、みんな何冊も読んで
その快楽にひたろうとする。

麻薬みたいなもんですよ、要するに。

こうしてみんな快楽にのまれて、成功から遠ざかっていくワケです。

 

これを放置しておいたとしても、僕には何も害はありません。

僕が関わらなければ、それで済む話です。

しかし、生き方をコンサルティングしている者として、その態度は
いかがなものかと思うのです。

見たくないものを見ないようにして生きることが、はたして人として
正しいことなのか。

そんな自分勝手な人間のコンサルに説得力があるのか。

そう考えたときに、これを放っておく理由がなくなったワケです。

生き方を教える人間が臭いものに蓋をするようなしょーもない生き方を
していたら話にならないですからね。

そんなのは、いじめ問題を放置するエセ教師みたいなものです。

自分の都合だけ考えて、面倒なことは無視する。

それが果たして教師として正しい姿なのか、と。

そういう人間になりたくないだけです、僕は。

 

で、手始めにメルマガを出して色々“真実”を語ることにしました。

これを読んで目を覚ます人が増えれば、自然と下らない本は売れなく
なります。

売れなくなれば、出版社も本の質を上げざるを得なくなるでしょう。

こうして読者と出版社がお互いに高め合う関係になっていけば、
しいてはそれが日本の底上げに繋がる。

そういう勝手な理想が僕にはあります。

これは僕が勝手に考えているだけなので、別に共感してもらわなくても
構いません。

ただ僕はその理想を実現するために「真の成功哲学」をあなたに教える
ということです。

 

あなたが理想を実現することによって、僕の理想も実現される。

我ながら素晴らしいシステムだと思うのですが、どうでしょうか?

今日からあなたの人生は、あなた一人のものではありません。

一緒にがんばりましょうね。

 

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第1号 あなたが行動できない3つの理由

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勇気がなくて行動できない。

頭では分かっていても行動できない。

行動する気はあるんだけど楽な方に逃げてしまう。

これらは誰もが最初にぶち当たる壁です。

ここが最初にして最大の難関であり、この壁さえ超えてしまえば、
成功は約束されていると言っても過言ではありません。

それは巷の成功哲学や自己啓発で言われている通りで、この点に
関しては彼らの言っていることは正しいです。

しかしサンプル号でも言ったように、彼らはその胆をまったく語って
くれません。

バカなのかケチなのか何なのか知りませんが、彼らは

「どうすれば行動できるのか」

という最重要の問題をスルーして話を進めているのです。

 

一方で、それに気付かず、

「私は300冊以上も自己啓発の本を読んでいます」

とか自慢げに言っている人がいるんだから呆れます。

だってそれは

「私は300冊以上読んでも自己啓発に効果がないことに気付かない
ぐらいバカです」

って宣言してるだけですからね。

本当に300冊以上分の効果を得ているなら、読んだ本の冊数を
自慢げに語るような小さい人間になってるワケないんですよ。

誰でもいいので、有名な成功者のことを思い出してみて下さい。

エジソンが、アインシュタインが、スティーブ・ジョブズが、

「私はこれだけの量の本を読んだんだ、凄いだろ!」

みたいなことを一言でも言ってましたか?

言ってませんよね?

彼らほどの人間になれば、恐らく自己啓発の本より何千倍も
難しい本を1万冊ぐらい読んでいると思います。

それでも、そんな小さいことを自慢したりしないし、公言すらして
いないワケです。

つまり、そういうことを自慢する人たちは、それぐらいしか
自慢することがないぐらい、しょーもない人間だということです。

 

今はそんな器の小さい人間でも小銭ぐらいは稼げるみたいですが、
そもそもあなたはそういう“人間”になりたいでしょうか?

「私はアフィリエイトで月50万円の不労所得を得ています」

「私は今、世界遺産めぐりを満喫しています」

「私はベンツを2台、スーパーカーを1台保有しています」

こんな下らないものが、あなたの憧れなのでしょうか?

もちろん僕はあなたの憧れをとやかく言える立場にはありません。

あなたが何を理想としていようが、あなたの勝手です。

ただ再度、エジソンやアインシュタインやスティーブ・ジョブズを
思い出してください。

彼らが自分の稼いだ金額や悠々自適な生活やブランド品をバカみたいに
自慢していたでしょうか?

仮に自慢していたとしたら、あなたは彼らをどう思ったでしょうか?

そのことを考えてほしいのです。

 

ハーブ・エーカー著『大金持ちになれる人』という本には

「富を築くとは、何が何でもお金を稼ぐことではなく、考え得る最高の
人間になること」

という言葉が載っていました。

たまには巷の成功哲学の本も良いことを言います。

あなたが考え得る最高の人間とは、月50万円の不労所得を得て、
世界遺産を巡って、ベンツを所有していることを自慢している人間
なのかどうか。

そんなものがあなたにとって“最高の”人間なのかどうか。

それを真剣に考えてください。

あなたの考え得る最高が、あなたの限界を決めるのです。

 

閑話休題。

 

さてさて。

さすがにそろそろ「どうすれば行動できるのか」という話をしなきゃ
怒られそうですね。

話を延ばそうという気は微塵もないのですが、なんだかんだ先に
話しておかなければならないことが多いもので。

まあ言い訳はこれぐらいにして(苦笑)

なぜ多くの人は行動できないのか。

それは

 

1.逃げ道がある

2.誘惑がある

3.自尊心が低い

 

という3つの原因があるからです。

この中で最も重要なのが1の「逃げ道がある」です。

1を潰して逃げ道を無くすことさえできれば、2と3は自然と潰れます。

ただ、どうしても1が潰せない場合は、最低でも2と3の原因だけは
潰しておかないと話になりません。

その理由は今から説明していきますから、どういう方法をとるかは、
この後を読んでから決めて下さい。

 

1.逃げ道がある

逃げ道とは、目標や目的を諦められる環境(理由)のことです。

多くの人(日本人)が夢を諦め“られる”のは、諦めても生きて
いけるような生ぬるい環境に自分を置いているからだということに、
あなたは気付いているでしょうか?

ある人がサッカー選手になるのを諦めて居酒屋の店員になったとしたら、
それは居酒屋の店員という逃げ道が、その人からサッカー選手という
夢を奪ったのです。

だって、南米のスラム街に住む子供たちのようにサッカー選手に
なるしか人生を切り拓く方法がなかったとしたら、諦めたくても
諦められないんだから。

彼らにとって諦めることは、人生を捨てるということです。

日本のように、夢を諦めても平凡にサラリーマンとして生きていける
環境は彼らには用意されていません。

サッカー選手になって人生を切り拓くか、貧困層として苦痛な人生を
おくるか。

どちらかしかないのです。

南米から世界で最も優秀なサッカー選手が何人も生まれているのは、
そこに理由があります。

彼らは生まれながらに「背水の陣」の環境に身を置いているからこそ、
才能を開花させざるを得ないのです。

 

一方で、僕ら日本人には、あらゆる逃げ道が用意されています。

サッカー選手になれなくても、野球選手になれなくても、宇宙飛行士に
なれなくても、サラリーマンとして“平凡に”生きていける道がある。

そこにみんな甘えてしまうのです。

辛かろうがキツかろうが、南米のスラム街の子供たちのように
それしか生き抜く道がないならば、努力するしかありません。

苦痛な生活を自ら選ぶ理由なんてあるワケないですから。

つまり、本気で夢を叶えたいならば、本気で行動を起こしたいならば、
自らを諦められない環境に追い込む必要があるということです。

ただ、自分で自分をこの環境に追い込むには相当な勇気がいります。

当然ですが、生半可な気持ちで、こんなことはできません。

南米のスラム街の子供たちだって、自ら好んでそんな背水の陣に身を
置いたワケじゃないですしね。

じゃあどうすればその勇気が持てるのか。

それが問題になるワケですが、その話はかなり長くなってしまうので
次回以降に持ち越しということにさせてください。

僕は巷のしょーもない本みたいに、

「とにかく勇気を出せ!」

とだけ言って、ごまかすようなことは絶対にしません。

勇気を持つ方法(正確には勇気を持たなくても行動できる方法)は
実際にあります。

続きは少々お待ちを。

 

2.誘惑がある

誘惑とは、あなたの行動を目標や目的から反らすものです。

例えばユーチューブやニコニコ動画、マンガ、テレビ、オーディオ、
携帯電話、ゲームなどなど、そういったものをここでは誘惑と
呼びます。

これらが怠けることを手助けする道具だということは誰でも分かると
思いますが、それは逆に言えば、これらを無くしてしまえば多くの人は
怠けられなくなり、目標に向かって行動を起こすしかなくなる、
ということです。

当たり前ですが、携帯をいじってしまうのは、携帯があるからです。

やるべきことがあるのにゲームをしてしまったり、テレビを見て
しまったり、マンガを読んでしまうのは、それらがいつでも手の届く
場所にあるからです。

じゃあそれを無くせばいいじゃん、という非常に単純な発想です。

まあ無くすというのは現実的ではないかもしれないので、ここでは
手の届かない場所に置く、ということを提案しておきます。

携帯電話は電源を切って別の部屋に置く。

マンガやゲームやテレビも別の部屋に置く、もしくは捨てる。

インターネットに関してはLANケーブルを抜いておく。
(無線LANなら、ルーターのスイッチを切る)

これだけで十分に効果があります。

ウソだと思うかもしれませんが、やれば分かります。

これすら出来ないとかふざけたことを言うなら、夢なんて諦めて
くださいね。

“あなたにとって”あなたの夢は所詮これらの娯楽以下の価値しかない
ってことですから。

そんな夢は叶える意味がありませんし、叶えてほしいとも思いません。

言っておきますが、現状を維持したまま成功できるなんて思ってたら
大間違いですからね?

あなたが凡人なのは、今までそうやって凡人と同じ環境で、
凡人と同じことをして、凡人とつるんできたからです。

それを変えずして成功者になれるワケがありません。

ジム・ローンっていうアメリカの大富豪も

「いつもやっていることをやっていれば、いつも手に入るものしか
手に入らない」

って言っています。

こんなのは当たり前なんですよ。

いつまでもニコニコ動画を見ていたら、いつまでもニコニコ動画を
見ているような人間にしかなれない。

そういうことです。

そんな生活で満足なら、勝手にしてください。

 

3.自尊心が低い

自尊心とは、理想であろうとする欲求のこと。

もう少し簡単に言えば、どこまでを恥だと思うかの度合いです。

例えば自尊心の低い人は道に痰を吐いたり、タバコをポイ捨てしたり、
他人の悪口を言ったり、努力をサボったり、稼いだ金額を自慢したり、
そういうことを何も恥ずかしいことだと思っていません。

彼らが平気で周りから軽蔑されるようなことを“できる”のは、
彼らがそこに何の恥も感じていないからなのです。

もしユニクロの柳井さん、楽天の三木谷さん、ソフトバンクの孫さん、
JALの稲森さんが、道に痰を吐いたり、タバコをポイ捨てしたり、
自分の収入を自慢していたら、あなたはどう思うでしょうか?

それでも尊敬できるでしょうか?

少なくとも僕は無理です。

どれだけデカイ結果を出していようと、僕は彼らを人間として
軽蔑すると思います。

じゃあ逆に、そんな軽蔑されるような人間が、大きな結果を出すことが
できるでしょうか?

これもやはり無理でしょう。

なぜなら、そんな軽蔑されるような魅力のない人間について行きたいと
思う人はいないからです。

ここまで言えば前半に話した“考え得る最高の人間”の意味も
分かったと思います。

何を最高の人間と考えるかが、あなたの自尊心の高さを決めるのです。

 

自尊心の低い人は、自分が行動できないことを恥だと思っていません。

「恥だとは思ってるけど行動できないんだよ」

という言い訳は、その言い訳そのものが自尊心の低さを証明しています。

行動できないことよりも、言い訳をすることの方が恥だということを
理解してください。

そういう言い訳をしちゃうぐらい自尊心の低い人が行動を起こすには、
周りの力を借りるしかありません。

試しに周りの親しい友人や知り合い20人ぐらいに

「俺は絶対1年後に起業する」

って言って回ってみてください。

1年後、きっとあなたは本当に起業してますから。

別に起業じゃなくても、「俺は今年中に1億円稼ぐ!」でもいいし、
「私は今年中に英検1級をとる!」でも構いません。

とにかく「これが出来なければ恥をかく」という環境を作ってしまえば、
あとはやるしかないワケですから、これで行動できます。

あなたの夢を叶える気持ちが“本気”なら、これぐらいは出来て当然です。

これすら出来ないとかほざくなら、そんな夢は(以下省略)。

いい加減、逃げてないで覚悟を決めたらどうでしょうか?

 

以上の3つ

1.逃げ道がある
2.誘惑がある
3.自尊心が低い

が、あなたが行動できない原因です。

既に説明したように、1の「逃げ道がある」という原因を潰せないのは
仕方ありません。

しかし、1が出来ないのと、2と3できないのとは話が別です。

特に2の「誘惑がある」なんてのは誰でも潰せます。

要は部屋を片付けて、余計なものを全部無くしちゃえばいいだけの
話なんですから。

僕もこの記事を書いているパソコンは敢えてネットに繋いでいないし、
一時期ニコニコ動画にもハマっていましたが、仕事に集中するために
退会しました。

携帯やオーディオは元々ほとんど使わないし、マンガやテレビも
部屋にはありません。

この記事の冒頭で僕は偉そうなことを言っていたと思いますが、
あれも自分を追い込むためにやっていることです。

ああやって大口をたたいておけば、僕の逃げ道はなくなります。

僕のような意志の弱い人間が行動しようと思ったら、こうする他に
方法がないのです。

これぐらいのことすらやらないなら、あなたが成功する見込みは
ゼロですから、もう中途半端な夢や希望は抱かずに、成功哲学や
自己啓発に手を出すのもやめて、そのお金で友達や家族と平凡に
生活してください。

それもまた人生です。

 

しかし、そんな意見を受け入れたくないと言うのなら、今すぐに
2と3の原因を潰しにかかりましょう。

部屋から無駄なものをすべて無くし、あなたの周りの人間にあなたが
やるべきことを宣言して回ってください。

時間をかけてやっても構いませんが、その分だけあなたの成功は
遅れるし、このメルマガはどんどん先に進んでしまうということを
分かっておいてもらわなければなりません。

決断と行動が早い、というのも成功の秘訣ですしね。

ただ、最終的には2と3だけでなく、1も潰す必要があります。

人によっては2と3を潰すと同時に1が潰れることもあるのですが、
それはその人の置かれている状況によって異なります。

この辺の詳しいことについても巷の自己啓発の本では語られて
いませんよね。

「勇気を出せ」とは言うクセに、勇気の出し方は教えてくれない。

まったく、つくづく使えない本ばっかりです。

真実としては

「必ずしも勇気を出す必要はない」

というのがホントのところなのですが、これについては次回に
お話しようと思います。

次の記事の参考にしたいので、もしよかったら今回の記事に対する
あなたの意見や感想を聞かせてください。

メールのあて先は

info●philosophia-style.com

です。

たくさんのメールをお待ちしています。

 

それでは。

ありがとうございました。

杉野

 

追伸1:所感。

どうでもいい話ですが、どうして巷のメルマガってあんなに内容が
薄いんですかね?

特にビジネス系のメルマガは下品な自慢や宣伝ばっかり。

おまけに日本語も正しく使えていません。

あんなメルマガを何万人もの人が読んでいるという現実が、日本人の
程度の低さを表していると思います。

恐らく読者の方も日本語がちゃんと読めないのでしょう。

いろいろ残念です、ホントに。

せめて我々だけは、そんな人間にならないようにしましょうね。

 

追伸2:ブログ。

メルマガのバックナンバーはブログに貼っておきます。

復習したい場合はいつでも見に来てくださいませ。

http://kokohiru.philosophia-style.com/

 

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