【第24号】猫が教える成功哲学 ニャポレオン・ヒルの秘密(8)

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ども、杉野です。

今回はゲンさんのカッコイイ側面が見られます。

それではどうぞ(笑)

あ、そうそう、言い忘れていましたが、ブログの更新は
月1回ということに決めました。

メルマガは不定期配信なので月2回以上配信することが
ありますが、その場合は少年ジャンプ方式でどんどん
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第24号 猫が教える成功哲学 ニャポレオン・ヒルの秘密(8)

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・・・2ヶ月と10日目・・・

コミュニケーションとは何か。

他者とは何か。

理解とは何か。

鉄平がその答えを出すまでには10日という時間がかかった。

その間、鉄平は何度もレオン様に答えを聞こうと思ったが、
なんとか思いとどまり、最後まで自分で考え抜いた。

前回レオン様が言った通り、鉄平の中にも少しずつだが、
ホンモノの芽が出始めていたのだ。

朝の瞑想を終えた鉄平は、レオン様にリサーチの話を切り出した。

「なんとか答えらしきものは見つかったよ」

「そうか」

「でも、あんまり自信ないんだよね・・・」

「そうだろうな」

「いや、そこは『自信を持て』って言ってよ!」

「誰だって最初はそんなものだ」

「はじめから自信に満ち溢れているとしたら、それは単なる
勘違い野郎か、既にホンモノかのどちらかだが、少なくとも
今のお前はそのどちらでもない」

「よかったな」

「よかねーよ!」

「私は『お前は勘違い野郎ではない、だからそのまま進めば大丈夫だ』
と言ったのだ」

「褒められて怒るバカがどこにおる」

「へ?そうなの?」

「それならそうと、はっきり言ってよぉ」

レオン様に説明されて、鉄平は少しにやけている。

「その程度のことに気付かぬようでは、とてもリサーチなどできぬぞ」

「それとリサーチは関係ないでしょ」

「だから、そう思っているうちはまだまだだと言っておるのだ」

「どういうこと?」

「つまりだ」

「私の言うことすらボケーっと聞いているようでは、誰を相手に
リサーチをしても同じことになる、ということだ」

「いやいや、僕だってリサーチのときはもっと集中して聞くよ」

「それがダメだと言っておる」

「お前はリサーチをするときだけ頑張るつもりでいるようだが、
それは私が今まで見てきた中でもっとも典型的な失敗する人間の
パターンだ」

「ホンモノは、いつどんなときも誰の話であっても集中して
聞いている」

「だから彼らは、凡人なら油断して見逃してしまうであろう
多くのチャンスや成功のヒントを見つけることができるのだ」

「大事な相手が、必ずしも大事なことを話すとは限らぬ」

「むしろ、どうでもいいと思っていた者の方が、思わぬことを
口走ったりするものなのだ」

「例えば、お前は道を行き交う女子高生や男子高生の会話に
耳を傾けたことはあるか?」

「ないよ、そんなの」

「1つや2つ聞いただけでは分からぬが、それを何十回、何百回と
聞いていると、彼らが本質的には同じことしか喋っていないことが
分かってくる」

「そういった普段からの地道な活動がリサーチなのだ」

「わかったか」

「うん・・・」

「何か言いたそうだな」

「なんでもない」

「そうか」

「では飯にするぞ」

 

昼食の間、二人(一人と一匹)は終始無言だった。

鉄平は自分で考えた答えをレオン様に聞いてもらうつもりだったが、
いきなり説教が始まって出鼻をくじかれてしまった。

加えてその説教が自分の至らない部分を的確に突いているがゆえに、
鉄平は何も言えなくなってしまったのだ。

レオン様の言っていること、それ自体は正しい。

しかし今回の場合は、それを言ったタイミングが悪かった。

どれだけ正しいことも、誤った文脈で使えば誤りになる。

レオン様とて、やはり完璧ではないのだ。

さっきの説教で、鉄平のやる気はすっかり萎えてしまっていた。

リサーチどころか何もやる気にならない。

昼食が終わってもそれは変わらなかった。

 

・・・昼食後・・・

 

鉄平は外に出かけて、気分を変えることにした。

「ちょっと出かけてくる」

1分ほど歩いて、彼はあることを思い出した。

「そういえば、ゲンさんどうしてるだろ」

リサーチのことに夢中になり過ぎて、鉄平はゲンさんのことを
すっかり忘れていたのだ。

「あれだけ協力してもらったんだから、ブログをやめたことは
ちゃんと伝えておかないとダメだよな」

「よし、一旦家に帰ってお土産にかつお節を持って行こう」

鉄平は一度家に戻り、かつお節の袋を1つ持っていつもゲンさんと
会っていた場所へ向かった。

しかし、辺りを見回しても茶色い猫は見当たらない。

「もういなくなっちゃったのかなぁ・・・」

「おーい、ゲンさーん!」

「おうっ!」

その声に反応して鉄平が振り向くと、そこには小太りの黒猫がいた。

「え、ええっ!?ゲ、ゲンさん!?」

「ひさしぶりだな、元気だったか?」

「いやいや、そんなことより、いつから黒猫になったのさ」

「あ、これか?」

「さっき煙突から落っこっちまってな」

「いまどき煙突って」

「知らねぇのか?まだ古い銭湯には煙突があるんだぜ、粋だろ?」

「ま、まあ確かに粋だけど・・・そんなところに何の用が・・・」

「猫はいつだって気の向くままに生きてんだよ」

「そうでしたね・・・」

「あ、いや、そんな話をしに来たんじゃなくて、今日はいろいろ
報告しなきゃいけないことがあって」

「なんだ、急にどうした」

「あのー、ちょっと言い難いんだけどさ、前やってたブログ、
やめちゃったんだ」

「ほう、そうか」

「え、あれ、それだけ?」

「別にいいじゃねーか、死ぬワケじゃあるめぇし」

「俺はそんな小せぇことを気にするほど、小せぇ猫じゃねぇ」

ぽよん、ぽよん。

鉄平はゲンさんのお腹をなでている。

「なにしてるんだ?」

「確かに大きい猫だな、と思って」

「お前も蝋人形にしてやろうか」

「冗談だってば」

「というか、なんでゲンさんがそんなネタを・・・」

 

「それより、ありがとう、ちょっと気が楽になったよ」

「そりゃよかったな」

「だけどよぉ、お前も小せぇ男だな」

「謝るぐらいなら、もっとデカイ土産を持ってくるっていう発想に
ならねぇのか?」

「あ、そう思ってかつお節を」

「そういうことじゃねぇ」

「え?」

「ブログはやめたけど一億円稼いだとか、ブログはやめたけど
可愛い彼女ができたとか、そういう報告をするのが『報いる』
ってことじゃねぇのか、ってことだよ」

「俺は最初から礼なんて求めちゃいねぇ」

「俺はお前に協力したいと思ったから協力しただけだ」

「そういう相手に対して報いるなら、協力した甲斐があったと、
それが無駄じゃなかったと思わせるべきだろ」

「『ブログをやめました』だけ言われても、俺も『そうか』としか
言い様がねぇじゃねぇか」

「ごめんなさい・・・」

「そうじゃねぇ」

「そこは『見返してやるから待ってろ!』って言うんだよ」

「み、見返して・・・やるから・・・待ってろ!」

「そうだ、それでいい」

「男だろうが、猫だろうが、二言はなしだ」

「次会うときはデカイ土産を持ってこいよ」

「は、はい!」

 

帰り道、ゲンさんに喝を入れられた鉄平はやる気を取り戻していた。

「ゲンさんってカッコイイなぁ」

「レオン様じゃなくて、ゲンさんが師匠だったらよかったのに」

「とにかく今はゲンさんにデカイ土産を持っていけるように
もっと頑張らないと」

「うしっ!」

家に到着。

「ただいまー」

「長い散歩だったな」

「まあね」

「お、いいものを持っておるではないか」

レオン様は鉄平の持っているかつお節に気付いた。

「なんだ、私に黙って他の猫に餌づけでもしていたのでは
あるまいな」

「ち、ちがうよ」

「ではなぜそんなものを持っておるのだ」

「そ、それは・・・」

「怪しい・・・」(ジーーーー)

「うっ・・・」(もぞもぞ)

「交換条件だ」

「そのかつお節を素直に差し出せば、これ以上の詮索はしないで
おいてやろう」

「卑怯者!」

「嫌なら何をやっていたのか話すまで私は帰らぬぞ」

「うぅ・・・わ、わかったよ、レオン様にあげるよ」

「ふっふっふっ、分かればよろしい」

「ふぅ・・・」

「私がこれを食べている間に、晩飯を作っておくようにな」

「へいへい」

「どっかの猫とは大違いだな」(ぼそっ)

「何か言ったか?」

「なーんにも」

 

今日の一連の出来事が、翌日にあんなことに発展しようとは、
誰も知る由もなかった。

つづく。

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【第23号】失敗と諦めないこと

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ども、杉野です。

引っ越し後、初のメルマガですね。

これで『まぐまぐ』のウザイ広告からもおさらばです。

これからは変なリンクは一切つきませんので、ご安心を。

 

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第23号 失敗と諦めないこと

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グーグルで「成功者・共通」というキーワードを検索すると、
山のように情報が出てきます。

あるサイトでは早起きであることや交友関係が広いこと、
本を読んでいること、健康に関心が深いことなどなどが
成功者に共通する点だと書かれていました。

普通この手のサイトは「だからそれを真似すれば成功できる」
という方向に話をもっていくワケですが、それがほとんど
無意味だということは以前の記事で言った通りです。

われわれが真似すべきはそんな表面的なことではなく、
成功者をして成功者たらしめている人間的要素、つまり
成功者の「内的」共通点です。

より厳密に言えば、成功者に共通する「態度」をわれわれは
真似すべきなのです。

 

あるアメリカの研究によると、多くの成功者に共通する態度は
「諦めない」だったそうです。

当たり前だと思うかもしれませんが、この言葉を表面的に
理解してはいけません。

「諦めない」とは、失敗しても諦めないという単純なこと
ではなく、「解決するまで問題を考え抜くことができる」、
「分からないという状態にずっと耐えられる」ということ
なのです。

僕もたまに質問のメールをいただいたりしますが、残念ながら
そのほとんどは考えることを諦めたメールです。

「・・・とは何ですか?」、「なぜ・・・なのですか?」
といったものが大半で、みんな分からないという状態に
耐えられなくて僕に質問をしてきます。

自分で考えれば(自分で考えるという態度を維持すれば)
それだけ成功に近づけるのに、それを僕に質問することで
自分から成功を遠ざけてしまっているワケです。

なんてもったいない。

まあそういう質問が送られてきても僕は答えを教えないので
成功から遠ざかったりはしないんですが、それはともかく、
そういう質問をしようと思うこと自体が成功者に共通する
態度を真似できていないということなのです。

 

失敗とは、自分が抱えている問題に気付くためのキッカケです。

誰だって失敗すれば一度や二度は「なぜ失敗したのか」を
考えると思います。

この「なぜ失敗したのか」という問いを途中で諦めなければ
誰もが成功します。

だってその問いの答えが出たときには、失敗の原因はすべて
事前に分かってるんだから。

ここで重要なのは、われわれは失敗するまで問題に気付かない、
ということです。

成功するか失敗するかは究極的には結果論ですから、
実際にやってみるまでは結果がどうなるかは分かりません。

言い換えれば、実際にやってみるまでは今の自分に問題が
あるのかないのか、問題があるとすればそれは何なのかが
分からないのです。

だから原理的に言って、われわれが自分の問題に気付くには
失敗するしかありません。

われわれは失敗してはじめて、自分に問題があることを知り、
その問題が何かを突き詰めて考えることができる。

つまり、失敗しても諦めないことが大事なのではなく、
失敗してみなければ「何を」諦めないことが大事なのかが
分からないのです。

 

ただここで注意しておきたいことがあります。

先程から僕は「失敗しなさい」的なことを言っていますが、
われわれは生きているかぎり毎日、いや、いつでも失敗し
成功しています。

今この瞬間も、僕はメルマガを思い通りに書くことに成功し、
ときに失敗しているワケです。

更に言えば、正しい姿勢で書くことには今のところ失敗して
いますし、メルマガを書き切るのを諦めていないという
態度では成功しています。

ちゃんと記事を書くことに集中できているという点でも
成功していると言っていいでしょう。

要するにここで言いたいのは、失敗するためにわざわざ
大きなリスクをおかす必要はないということです。

日常の中にもたくさんの成功があり、失敗があります。

それを注意深く観察して、その失敗から自分の問題を見つけ、
その問題の答えを考え、そして行動や思考や態度や姿勢や
視線を改める。

それによって、あなたの日常は成功者の日常になるのです。

小さなことも見逃さないでくださいね。

ありがとうございました。

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【第22号】成功の代償

2 Comments

ども、杉野です。

やっとこさ個人配信メルマガの準備ができました。

ということで、今回をもって『まぐまぐ』からのメルマガ配信を
最後とさせて頂きたいと思います。

最近登録された方には申し訳ないですが、もし引き続きメルマガを
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第22号 成功の代償

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「実現したいと望むものを得る代わりに、何を差し出すのかを
決めること」

「この世界には代償を必要としない報酬など存在しない」

先日たまたまナポレオン・ヒルプログラムのページを見てみたら、
こんな言葉が載っていました。

世の中に成功を謳う本はたくさんありますが、この言葉のように
堂々と成功のマイナス面に触れているものには滅多に出合いません。

どの本も「成功すればこんなに素晴らしい人生になりますよ」と
謳うばかりで、その代償として差し出さなければならないものが
どれほど大きいか、それを差し出すのにどれほどの勇気が必要か、
そういったことは(恐らく意図的に)無視されています。

例えば大金持ちになることが成功だとしましょう。

大金持ちになるとは、大金持ちの生活をするということであり、
それは言い換えれば今の平凡な生活を手放すということです。

普通、多くの人は大金持ちの生活を手に入れたあとで
今の平凡な生活を手放せばいいと思っているワケですが、
それが成功できない人の典型的な思考です。

自己啓発でよく言われていることを思い出してください。

成功が得られるのは、こちらが何かしらアクションを起こした
「あと」ですよね?

だとすれば、当然、大金持ちの生活が手に入るのも何かしらの
アクションを起こした「あと」ということになります。

要するに今の平凡な生活を「さき」に手放すからこそ、その代償を
「さき」に差し出すからこそ、大金持ちの生活が手に入りうるのだ
ということです。

 

ただ早とちりしてはいけないのは、どのタイミングで代償を
差し出すかは、こちらの判断に委ねられているということです。

今代償を差し出しても成功しないだろうけど、今から準備を進めて
3年後ぐらいに差し出せば成功するかもしれない。

そういうことは考える必要があります。

どれぐらい差し出すか、例えば10あるうちの1を差し出すか、
それとも一気に10差し出すかというのも、その人の匙加減です。

今の生活を手放すとは言っても、いきなりすべてを手放す必要は
ないワケです。

そう考えれば、ナポレオン・ヒルも無茶苦茶なことを言っている
ワケではないということが分かると思います。

彼が言っているのは単に

「(先に)代償を差し出した分だけしか報酬は手に入らない」

ということなのです。

 

代償とは、あなたの今の人生に関わることすべてです。

仕事や人間関係はもちろん、時間の使い方、日々考えていること、
日課、食生活、住んでいる場所、持っているモノなどなど、
人生に関わることは何であれ代償になります。

その点で言えば、断捨離も報酬を得る1つの方法です。

代償の大きさは自分にとってそれがどれほど大切かで決まります。

ですから「これだけは手放したくない」と思っているモノほど
手放す価値があると思ってください。

今時の人だったらスマホを手放せば効果は絶大だと思います、
まあ出来ないでしょうけど。

出来ないということは、それだけ今の(成功できない)生活に
自分が依存しているということです。

もっと言うと、何かに依存して生きているということは、
その何かに縛られて生きているということであり、それは結局
それだけ不自由な生活をしているということなのです。

スマホがないと生きていけない。

素朴に考えて、こんなしょーもない人間が成功するはずがない
ですよね?

ここで言っているのは、そういう当たり前のことです。

成功者は何を差し出しても平気だから成功者なのだということを
覚えておいてください。

 

いつだって成功の法則はシンプルです。

キツイことを自分に課せば、その分だけ報酬が得られる。

今回の話もその程度のことです。

普通に生きてたら、大切なものを捨てたりなんてしませんよね?

でもそれは成功する行動ではなく「普通の行動」なんです。

キツイ方ではなく楽な方を選らんでるんです。

だから成功しないんだ、というただそれだけの話なんだけれども、
なかなか分かってもらえないんだなー、これが。

成功したいなら、成功者の器になりたいならキツイ方を選ばないと。

個人的にはこの「キツイ方を選ぶ」というのが最強の成功法則だと
思います。

できる範囲でいいので、やっていってくださいな。

ありがとうございました。

杉野

 

追伸1:参照ページ。

冒頭で引用したナポレオン・ヒルプログラムのページはこちら。

http://www.n-hill.com/knowhow/g01.html

 

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【第21号】猫が教える成功哲学 ニャポレオン・ヒルの秘密(7)

No Comments

ども、杉野です。

もう続きを書きました(笑)

ここから段々話が複雑になっていきそうな予感。

登場キャラが増えると色々大変なんですよねー。

がんばります(笑)

 

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第21号 猫が教える成功哲学 ニャポレオン・ヒルの秘密(7)

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・・・2ヶ月と1日目・・・

昨日の夜からこの日の朝まで鉄平は一睡もしなかった。

ずっと猫ブログを更新していたのだ。

「まだ記事数が少ないからアクセスが上がらないだけだ」

「きっとそうだ、そうに違いない」

このとき鉄平は自分のやっていることが失敗の典型例であることに
気付いていなかった。

手段の目的化、つまり夢を実現するための手段だったブログが、
今や目的となってしまっているのだ。

ブログを作るのはあくまで誰かを笑顔にするための手段でしかない。

仮にブログのアクセスが少なかったとしても、別の手段を考えれば
いいだけである。

だが、一度鉄平のような状態に陥った人間は、なかなかそれに
気付くことができない。

冷静さを失っているからだ。

冷静に自分のことを観察できさえすれば、こんなことは誰でも
気付くはずなのだが、「思うようにいかない」という不安は人から
冷静さを奪っていく。

その不安を振り払うために人は猪突猛進するのである。

 

ブログの記事が200記事に達しようかという頃、いつものように
レオン様が現れた。

「よっこいせっ、と」

「今日も瞑想をはじめるぞ」

・・・カチャ、カチャ。

「どうした、早く準備をせぬか」

・・・カチャ、カチャ。

「おい、聞いておるのか」

「うるさいなぁ、今それどころじゃないんだよ」

「さっきからお前は何をやっておるのだ」

「ブログの更新だよ、見りゃ分かるでしょ」

「そんなものは後にせよ、今は瞑想の時間だ」

「俺には瞑想をやってる時間なんて無いんだよ、もっとアクセスを
稼げるようにならなきゃいけないんだから」

「そんなものはどうでもよいと言っておろうが」

「どうでもよくないよ」

「まったく、分からん奴だなぁ」

「私がブログよりも瞑想の方が大事だと言っておるのだから素直に
従わぬか」

「どっちが分かってないんだよ」

「今の俺にとってはブログの方が大事なのっ!」

「時間がないんだから、ほっといてくれよ」

「・・・そうか、では1つだけ私の質問に答えてくれ」

「なんだよ」

「お前はホンモノになることと、ブログのアクセスを稼ぐことの
どっちが大事なんだ?」

「そりゃぁ・・・ホンモノになること・・・だよ」

「わかった」

「今日はこれで引き上げることにする」

「飯だけは食べにくるから、サボらずに作っておくようにな」

そう言ってレオン様は去っていった。

しかし鉄平はそのことを気にも留めず、またブログの更新作業に
取り掛かるのだった。

 

「ふぅ・・・さすがにもう限界だな」

「腰いてぇ・・・」

「ちょっとアクセス数でも確認してみるかぁ」

「うぉっ!?何これ!?」

「え、な、なんでこんな急激にアクセス上がってるの!?」

「ちょっと待てよ・・・あ、はいはい、そういうことか、
SNSでクチコミされたのね」

「うっしゃー!!これなら一気にアクセス稼げるじゃん!!」

「お、いきなりコメントも入った、いい感じ♪」

<自己満ブログ乙>

「え、なんだよ、それ・・・」

「あ、またコメントだ」

<モデルはいいのに写真が下手過ぎるんですけど>

「そんなのいちいち言う必要あるか?」

「うっ、次は10個も」

<なに人気ブログ気取ってるんですか?>

<ブログの書籍化とか夢みてんじゃねーよ>

<ブログのタイトルがダサイ>

<何もかもセンスゼロだな>

<死んでよし>

<こういうヤツがネットを汚すんだよな>

<同じ日本人として、あなたみたいな人が日本人であることが
恥ずかしいです>

<ブログを閉鎖しなければ殺す>

<下らない人ですね、あなたは>

<器がちっせぇ>

「なんなんだよ、コイツら!」

「自分の希望をブログに書くぐらい別にいいじゃねーか!」

「なんで生きてることまで否定されなきゃいけないんだよ」

「なんで・・・なんで・・・こんなはずじゃ・・・」

 

「・・・おい、鉄平」

「おい!起きぬか、鉄平」

「もう昼飯の時間だぞ」

「んぁ???」

「何を寝ぼけておる、早く飯を出さぬか」

「昼飯は用意しておけと言ったであろうが」

鉄平は飛び起きた。

「え、今の夢なの?」

「なんの夢を見たか知らぬが、とにかく早く飯を出せ!」

「よかったぁー」

「無視するな!」

「あ、そうだ、ブログ!」

<サイトが見つかりません>

「あれ、なんで」

「ブログなら私が削除しておいたぞ」

「えぇ!?なんてことするんだよ!!」

「その方が私の暇つぶしになるからな」

「あんなに頑張って作ったのに・・・」

「その割にはあまり悲しそうではないではないか」

「・・・まあね(これでよかったのかもしれないな)」

「そんなことより飯だ、鉄平」

「はいはい、わかったよ」

 

鉄平が寝ている間のレオン様の行動は以下の通り。

「暇だぁ・・・」

「アイツは私の暇つぶしを何だと思っておるのだ」

「お、鉄平のヤツ、ブログを更新するとか言っておきながら
寝ておるではないか」

「私が直接手を出すのは不本意だが、ヤツが約束を守って
おらぬのだから仕方あるまい」

「ブログを・・・削除する!!」(シャキーン)

「おいおい、パスワードが丸見えではないか」

レオン様が鉄平のブログにログインする。

「こ、これはっ!!!!!!!」

「※この展開は読者諸君の予想通りだと思うが、分かっていても
先を読みたくなるのが人間の性(さが)というものだろ」

「師匠ではないかっ!!!!!!」

「なぜこんなところに師匠が・・・」

「いや、そんなことは考えたところで分かるはずがない」

「今はとにかくブログを削除せねば」

「師匠の写真を使っているとあらば、なおさら削除せねばなるまい」

<本当に削除しますか?>

「しつこいヤツだ、<はい>」

<本当にいいんですね?>

「何度も言わせるな、<はい>」

<ファイナルアンサー?>

「・・・<はい>」

<ブログの削除が完了しました>

「どれだけお節介なプログラムなのだ、まったく」

「これで取り敢えず私の暇つぶしが再開できる」

「ただ・・・なぜ師匠が・・・」

「鉄平に師匠のことがバレると何かと面倒なことになりかねぬ」

「ここは平静を装いつつ、探りを入れることにしよう」

ここまでがレオン様の一連の行動である。

 

・・・昼食後・・・

 

「そういえば、もう2ヶ月かぁ」

「どうした急に」

「いや、ブログも消えちゃって、レオン様の言いつけを守って
2ヶ月経ったのに自分の生活は何も変わってないなー、と思って」

「ちゃんと言いつけを守ったのは10日程度だがな」

「まあそうなんだけど」

「この際なので念のために確認しておくが、お前は半年以内に
結果を出そうなどと考えているのではあるまいな?」

「え、そりゃそう考えてるよ」

「だってお金は半年分しかないんだもん」

「これだからお前は・・・」

「お前にお金があろうがなかろうが、そんなことは関係ない」

「お前のような普通の人間が、たった半年で何かできると
思うこと自体が傲慢なのだ」

「だってぇ・・・」

「気付いておらぬだろうが、お前は確実に前進しておる」

「それは何も感じないほど微々たる前進かもしれぬが、
お前が前進していることは私が保証する」

「ただその前進が結果として現れるには、半年では短過ぎるのだ」

「私とて1年や2年で今のようになれたわけではない」

「ホンモノになる、いや、ホンモノであるためには時間が
かかるものなのだ」

「じゃあその間お金はどうすりゃいいのさ」

「そんなことは自分でどうにかせい」

「えぇー」

「とにかく、半年でなんとかしようなどという甘い考えは今日から
捨てることだ」

「最低でも1年は覚悟しておけ」

「1年かぁ、ホントに1年でなんとかなるのかなぁ・・・」

「そんなことを考えているうちは何ともならん、とだけ言っておく」

「へいへい、分かりましたよー」

 

「あ、そうそう、俺のブログのダメだったところを教えてよ、
次のブログに活かすからさ」

「ぜんぶだ」

「んな無茶苦茶な」

「本当のことを言って何が悪い」

「そもそも何のリサーチも工夫もなしにブログを始めること自体が
間違っておるのだ」

「リサーチって何さ」

「リサーチはリサーチだ」

「他者の欲しているものを知るということ以外にどんな意味がある」

「それってどうやってやるの?」

「それは既に教えたことだ」

「いやいや、そんなこと教わってないって」

「リサーチという言葉を使っておらぬだけで、同じことは何度も
言っておる」

「もう1回だけ教えて、お願い!」

「別に何度言っても構わんが、コミュニケーションをとればよい、
それだけだ」

「へ?」

「他者とコミュニケーションをとれと言っておるのだ」

「それがリサーチ?」

「そうだ」

「もうちょっと具体的に教えてよぉ」

「そこから先は自分で考えることだ」

「そんなケチケチしないでさぁ・・・」

「私がそれを教えたら、お前はその10倍ホンモノになるのが
遅くなるぞ」

「それでも教えてほしいか?」

「・・・いや、ちょっと待って・・・やっぱり、やめとく」

「そうか(少しは私の言いたいことが分かってきたようだな)」

 

そこから鉄平はコミュニケーションについて考えた。

コミュニケーションとは何か。

コミュニケーションとは何のために行うものなのか。

それは当たり前の答えに行き着いた。

他者理解だ。

コミュニケーションとは他者を理解するために行うものである。

ではどうすれば他者を理解できるのか。

いや、それ以前に他者とは、理解とは何なのか。

鉄平は哲学の渦に飲み込まれていく。

そして答えが出た。

が、この答えはあなた自身で考えてみてほしい。

他者の本質、理解の本質を知らずして、コミュニケーションを
「適切に」行うことはできない。

リサーチとは、上記の「適切に」という条件を満たしたときに、
はじめて行いうることなのだ。

こうして鉄平の夜は更けていくのだった。

 

鉄平が哲学の渦に飲み込まれていた頃、彼の知らないところで
もう1つの物語が進行していた。

「うぉ、すげーよニャタリー!」

「ニャタリーの言う通りにやったら、こんなに稼げたよ!」

「おほほほほ、なんでも私に任せておきなさい」

つづく。

 

ありがとうございました。

杉野

 

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【第20号】猫が教える成功哲学 ニャポレオン・ヒルの秘密(6)

No Comments

ども、杉野です。

久々にニャポレオン・ヒルの続きを書いてみました。

読んでみてくださいな。

 

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第20号 猫が教える成功哲学 ニャポレオン・ヒルの秘密(6)

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・・・11日目・・・

いつもの瞑想を済ませ、鉄平はレオン様と朝食を食べていた。

そこで鉄平は昨日の夜に考えたことを話し始める。

「昨日寝る前に考えたんだけどさ、まずは猫ブログを書くことから
はじめてみることにしたよ」

「ほう、そうか」

「で、そのブログには何を書くのだ?」

「そりゃもうレオン様にきまっ」

「ダメだ」

「えー、まだ言い終わってないじゃん」

「お前は自分の師匠を出汁に使う気か」

「だって身近にいる猫ってレオン様しかいないんだもん」

「甘えるな!」

「そもそもその猫ブログとやらと『みんなが笑顔で、貧困がなくて、
不安もなくて、誰もがやりたいことをやって暮らしている世界』は
どう関係あるのだ」

「うーん、それはまだ考え中」

「とりあえず、みんな猫の写真を見れば笑顔になるかなー、って」

「お前はやはり私の言ったことが理解できていないようだな」

「確かに私は、自分のやりたいことを世界に発信しろ、とは言った」

「だがな、鉄平」

「それは、ただデタラメに自分のやりたいことを発信すればいい、
ということではないのだ」

「え、そうなの?」

「でも発信してみないと周りがそれを望んでるか否かは
分からないんでしょ?」

「だったら数打つしかないじゃん」

「お前の言うことも一理あるが、そうではない」

「よく考えてみよ」

「誰が他の人気猫ブログを差し置いて、お前のブログなど見たいと
思うのだ?」

「お前は別に写真が得意なワケでもなければ、文章が上手い
ワケでもない」

「仮に私が写真を使うことを許可したとしても、そんな素人が
テキトーに書いたブログが読まれると思うか?」

「そんなのやってみないと分からないじゃん」

「そう思うならやってみればよい」

「ただし、私はモデルにはならんからな」

「えぇー」

「マタタビをご馳走してもダメ?」

「むむ・・・だ、だ、ダメだ・・・こ、これは譲らんぞ」

「ちっ、分かったよ」

「(絶対に見返してやる!)」

 

・・・朝食後・・・

 

「まずはモデルの猫をどうするかだなー」

「犬も歩けば棒に当たる・・・人も歩けば猫に当たる・・・」

「よしっ、たまには散歩でもするか」

鉄平は部屋を出て猫を探すことにした。

「そういえば動物園に行って以来の外出だなぁ」

「風がきもちぃー!!」

「お、もう蝶々が飛ぶような季節になったのか」

「うちの近所ってこんなに心地良かったっけか??」

「まあそんなことはいいか」

「とりあえず猫だ、猫」

「おーい、ねこー、いたら返事しろー!」

「・・・猫だが、なんか用か?」

「!?」

「今聞こえてはいけない声が聞こえたような・・・」

鉄平は振り返ってあたりを見回すが、何も見当たらない。

「・・・気のせい・・・だよな」

「よし、もう1回」

「おーい、ねこー!」

「だからなんか用か、って言ってんだろうがよ」

「うぇっ!?」

鉄平はふたたび振り返り、今度は入念にあたりを見回した。

すると近くの家の屋根の上に茶色い小太りの猫がこっちを
見ているのを見つけた。

「おい、そこの坊主」

茶色い猫が喋る。

「ちょっとこっち来いや」

「ちょ、ちょ、ちょっとって、言われても」

喋る猫に慣れた鉄平でも、さすがにこの不意打ちには動揺を
隠せない。

まさかレオン様の他にも喋る猫がいるとは想像もしなかったのだ。

「いいから来いって」

訳も分からぬまま鉄平は猫に近づいていく。

「お前、なんで猫なんて探してんだ?」

「い、いや、ちょっと、猫ブログを書くためのモデルを・・・」

「猫ブログ?なんだそりゃ」

「いや、あの、日記みたいなものです」

「ふーん」

「あ、あのー」

「なんだ?」

「な、なんで・・・喋れるんですか?」

「細けぇことは気にすんなよ、猫だってたまには喋りたいときぐらい
あるんだよ」

「は、はぁ」

「ところでよ、困ってんなら協力してやってもいいぜ」

「えぇっ!?」

「モデル探してんだろ?俺がやってやるよ」

「本当ですか?」

「あぁ、猫に二言はねぇ」

「(なんだかよく分からないけど)ありがとうございます!」

「あの、じゃあ早速写真撮っていいですか?」

「おう、自由にしろや」

「それじゃ遠慮なく」

カシャッ、カシャッ、カシャッ。

「えーっと・・・」

「どうした、遠慮なく撮ってくれていいんだぜ」

「そのポーズ・・・なんとかなりませんか?」

「あ?ダメか?」

「ダメっていうか、古いっていうか、猫らしくないっていうか」

猫はイヤミの「しぇー」のポーズをとっていた。

「じゃあこんなのはどうだ」

猫がポーズを変える。

カシャッ、カシャッ。

「うーん、もっと自然なポーズの方が有り難いんですが・・・」

今度はコマネチだった。

「なかなかモデルってのもてぇへんなんだな」

「もっと普通にしてくれていいんですよ?」

「いや、モデルになると言った以上は手を抜く気はねぇ」

「(かなり勘違いしちゃってるなぁ・・・)」

「分かりました、もう自由にしてください」

「よし、俺に任しとけっ!」

 

・・・撮影後・・・

 

「ふぃー、ちっと疲れたぜぇ」

「そういえばお前の名前聞いてなかったな」

「あ、俺は鉄平です、篠原鉄平」

「そうか、じゃあ今度からテツって呼ぶぜ」

「あの猫さんは?」

「俺か?俺はニャンドリュー・カーネギーってんだ」

「なんか聞いたことがあるような・・・」

「そうか?」

「まあそのままだと呼びにくいだろうから『ゲン』って
呼んでくれや、俺のあだ名だ」

「はい」

「あ、俺そろそろ昼ご飯を作りに家に帰らないといけないんで、
帰らせてもらいます」

「そうか、気をつけてな」

「今日はありがとうございました」

「いいってことよ、気にすんな」

「俺は大体ここにいるからよ、また用があったらいつでも来な」

「はい!」

 

・・・昼食・・・

 

「ただいまー」

「帰ったか」

「いいモデルは見つかったか?」

「まあね♪」

「やけに上機嫌だな」

「ふっふっふっ、そのうちビックリさせてあげるから楽しみに
しておいて下さいな」

「そうか、今は深く突っ込まないでおこう」

「そうしてちょうだい」

「そうそう、1つ聞きたいことがあったんだった」

「なんだ」

「レオン様以外に喋る猫って結構いるもんなの?」

「なぜ急にそんなことを聞く」

「いや、なんとなく気になってさ(今日のことは結果が出るまで
ナイショにしておこう)」

「いるにはいるが」

「どれぐらい?」

「多くはない」

「もっと具体的に教えてよぉ」

「私も正確には把握しておらんのだ」

「そっかぁ、でもレオン様以外にもそれなりにいるんだね」

「そういうことだ」

「わかった、ありがとう」

「そんなことよりも早く飯にするぞ」

「腹が減って死にそうだ」

「はいはーい」

 

・・・昼食後・・・

 

「よーし、写真も撮ったことだし、ブログを作ろう」

カチャカチャ・・・ブログ完成。

「これぐらいはプログラムを組むのに比べれば屁でもないな」

「あ、そうだ、ブログの名前はどうしよう」

「うーん『ネコっとライフ』でいいや、無難だし」

「とりあえず記事は5つぐらいアップしておこう」

「写真も貼りつけて・・・これでよし」

「まあ初日だし、まずはこれぐらいでいいでしょ」

「そのうちブログの書籍化、なんてこともあり得るかも・・・
ひっひっひっ」

「さて、もうこんな時間か」

「ブログ作ってるとあっという間に時間が経つんだなぁ」

「そろそろ晩御飯の準備をしないと」

 

ゲンと出会った鉄平はこうして毎日着々とブログを更新していった。

しかし、1ヶ月が過ぎてもブログのアクセスは思うように伸びず、
鉄平は焦りを感じはじめていた。

そしてレオン様と出会って2ヶ月が経ったある日、事件が起こる。

つづく。

 

ありがとうございました。

杉野

 

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